2018年 7月 23日 (月)

送りつけ詐欺トラブル3倍!注文してないカニ届いて「着払いで1万5000円です」

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   注文していない商品が届き、代金は着払いという送りつけ詐欺が急増中だ。国民生活センターの調べでは、去年(2012年)はこの手のトラブルの相談例が1万6736件あり、前年の3倍になった。被害者の平均年齢は74歳で、被害総額は1億円を超える。実は約20年前からある手口で、商品を替えては繰り返されてきたが、ここに来て急増しているのはなぜか。

手を変え品を変え…血液さらさらサプリやがん予防

   娘夫婦と同居中の加藤紀美子さん(仮名・74歳)が留守番をしていると、ドアのチャイムが鳴った。「宅配便です。カニが届いています。代金は着払いで1万5000円です」。頼んだ覚えはない。娘が頼んだのかと思って現金を支払った。帰宅した娘に聞くと頼んでないと言う。中身を調べたら、粗悪なカニが1匹入っていた。

   ひょっとしてとあれかしら…加藤さんが思い出したのが、数週間前の電話でのセールスだった。「奥さんカニ好きですか」といきなり聞かれ、「嫌いじゃないけど」と答えたら、「食べてみたいですよね。わかりました」と電話は切れた。商品を送りつけた業者に電話をすると、そちらから注文があったからと言い張り、代金の返金には応ぜず、やがて連絡も取れなくなった。

   山田大樹アナ「事前に電話があって、強引に送りつける場合が多いです。むかしは皇室の写真集や産地直送品、いまは血液サラサラやガン予防などのサプリメントの送り付け詐欺が多いですが、支払ってしまった金額を取り戻すのはかなり困難です」

事前に怪しい電話「すぐ切れ!」、届いても商品受け取り拒否

   送り付け詐欺に詳しい大橋賢也弁護士はこう警告する。「消費者の方に2つ気をつけていただきたいことがあります。第1は怪しい電話は直ぐに切ること。話せば話すほど術中にはまりますので、まずは必ず電話を切ることです。第2には商品を受け取らない。届けられた商品を受け取る必要も、代金を支払う必要もありません。食べてしまうと支払い義務が出ますが、法律では14日以上経過した商品は業者が返してくれとは言えなくなります」

   ひとり住まいの高齢者は「なりすまし詐欺」、家族と住んでいても「送りつけ詐欺」というわけだが、同じ犯行グループということはないのだろうか。

(磯G)

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