2018年 7月 19日 (木)

全休もいる「国会審議より選挙大事」欠席ゾロゾロ…参院議員あきれた言い草

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   本会議を欠席する参院議員が続出している。参院事務局によると、先月20日(2013年5月)からきょう6月3日までの2週間に本会議は4回開かれたが、欠席届を出した議員総数は3分の1を超える82人だ。うち25人は3回以上欠席届を提出していて、全員が来月予定されている参院選を控えている改選議員だ。4回すべてを欠席した議員も9人もいた。

欠席率2割を超える参院本会議

   ハーグ条約加盟承認法案を採決した5月22日の本会議では、総数の235のうち191人が投票、残り44人が投票しなかった。欠席届を提出したのは39人だ。2日後の24日の本会議でも29人が欠席届を出していた。27日の本会議では2割を超える53人が欠席届を出し、原発事故の賠償に関する特例法案を採決した29日の本会議は41人が欠席届を出した。

   欠席は安倍首相が今国会の会期(6月26日まで)を延長しない方針を明らかにし、参院選の日程が7月4日に公示、21日投開票が固まってから目立つようになったという。

   「朝ズバッ!」が3回以上欠席した議員に理由を求めるFAXを送ったところ、回答を寄せた議員の多くが「地元で会合」「地元でパーティー」などだった。笑止千万だったのは民主党の池口修次参院国対委員長のコメントで、「どれを優先するかそれぞれの見方があると思う。当然、国会議員だから選挙前に有権者と綿密なコンタクトを取りたいというのは、感覚として否定されるものではない。それがいいか悪いかいろいろ意見があると思う。民主党だけではないし…」と悪びれる様子もない。

「6年も任期あるのに何やってたんだ?」「だから参議院不要論」街の声

   東京・銀座で聞いた有権者の反応は手厳しい。「情けない。参院は6年も任期があるわけで、選挙間近だからと本会議を欠席して選挙運動するのはおかしい」(70代の運送業男性)、「ひどいですね。そもそも参議院不要論、二院制の問題もありますし、税金のむだづかい以外の何ものでもない」(40代の男性会社員)

   コメンテーターの柿崎明二(共同通信編集委員)は「(欠席議員が答えた)理由はすべて本会議があるか行けませんと断れるものばかりですよ。理由じゃないんです。地元で選挙やりたいだけ」と話す。地元の有権者はこの職場放棄について、地元の声を聞きに国会審議を放ったらかしてよく帰ってくれたと思うのか。

   池田健三郎(経済評論家)「地元の関係者で、本会議を理由に地元の会合に出られないのはけしからんと思う人がいたら、そっちのほうがおかしい。そんな非常識な国民はそう多くないと思いますよ」と言い放った。

文   モンブラン
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