2024年 5月 5日 (日)

安藤美姫の赤ちゃん父親探し!週刊文春「南里康晴説」、週刊新潮「モロゾフ説」

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鳩山元首相・安倍首相夫人に接近する京胡奏者「中国版CIAの工作員」か!?

   6月25日に香港のテレビに出て「中国側から『日本が尖閣を盗んだ』と思われても仕方がない」と発言した鳩山由紀夫元首相への猛烈なバッシングが、週刊文春、週刊新潮から起こっている。まずは週刊文春から――。6月29日、羽田空港に着陸した中国国際航空181便から、訪中を終えた鳩山夫妻が降り立ったが、その後を、謎の男が寄り添うように歩いていたと報じている。その男の名は呉汝俊(ウールーチン・49)。中国の古典演劇の一つ「京劇」で用いられる弦楽器・京胡の奏者である。天才京胡演奏者として名高い彼は、日本でも数々のDVDやアルバムを出し、NHK大河ドラマ「義経」(2005年)の音楽に参加したこともある著名な演奏家だそうだ。

   だが、週刊文春によれば、彼にはもう一つ別の顔があるという。中国政府の関係者が絶対匿名を条件にこう話す。<「じつは呉汝俊は中国政府の情報機関『国家安全部』の工作員です。正確には、北京にある中国現代国際関係研究院(CICIR)所属の工作員。ここは中国共産党系シンクタンクですが、国家安全部傘下の組織で、所属する工作員は、表向き『研究員』などの肩書きで、国内外での工作活動に従事しています」>

   国家安全部は米国のCIAと同じような諜報機関であるという。そんな呉氏が食い込んでるのは鳩山氏だけではない。現職総理夫人の安倍昭恵氏ともごく親しいというのだ。今年3月8日(2013年)、東京・六本木の中国大使館で「国際婦人デー」を記念したレセプションが開催されたが、ここでも昭恵夫人と呉氏が親しく寄り添う姿が目撃されている。06年4月末、呉夫妻が開いたホームパーティーに昭恵夫人が招待されている。昭恵夫人は週刊文春の取材に対して、こう答えている。

<「汝俊氏とは、もう十何年の付き合いになります。奥様とも仲良しで、食事をしたりすることもあります。
   工作員だなんて絶対に違うと思います。それに、彼から何か政治のことについて聞かれたこともありません。あくまでも日中関係を良くしようとしてると信じています」>

   だが、インテリジェンスに詳しい早稲田大学客員教授の春名幹男氏がこう警告する。<「(中略)政治や外交に関する話をしていないから大丈夫というものではない。日本側にとっては重要でないと思われる情報でも、中国にとっては非常に重要な場合もある。例えば安倍総理の体調。国家の最高権力者の体調は、最高機密です。総理の交友関係や人物像等も、非常に重要な情報です。(中略)首相夫人という立場上、もっと危機感をもたなければなりません」>

   週刊新潮に至っては罵詈雑言のオンパレード。「鳩山を日本から追放しろ」といっているのだ。京都大学の中西輝政名誉教授。<「政治的禁治産者扱いにする。認知症の人との取引が無効なように、この人の発言は無効だと外国に向けて発信すべきです。家族から訴えが必要ですが、同様に民主党が『この人の発言は無効にしてください』と決議すべきでしょう」>

   石平氏は<「私も中国から日本に帰化しましたが、鳩山も生き残るには中国に帰化するしかない。日本もさっさと国籍を剥奪したほうがよい。中国は非常にゴミが多いから、鳩山というゴミが増えても気づかれません」>。伊藤惇夫氏は<「日本はおろか地球上からも消えて、早く宇宙に帰ってほしいですね」>

   鳩山氏に軽々な発言が多いのは事実だが、一国の元総理をここまで罵っていいのだろうか。日中のパイプが完全に切れているいま、彼でも使わない手はないと私は思う。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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