お麩は夏バテ防止の強い助っ人だった!高タンパク低カロリー高コラーゲンのスグレモノ

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   揚げ麩(ふ)ほど存在感が希薄な食べ物はないだろう。見てくれは薄茶色で地味だし、売られている姿は体重があるんだかないんだか…。調理されて口に入れても吸い込んだつゆをジュッと出してしまうとどこに行ったかわからなくなってしまう。ゲストの水道橋博士(タレント)も「お麩が大好物という人は聞いたことないものね」なんていう。

   ところが、この麩は夏バテ対策の強力な助っ人だったのだ。「室町時代に中国から伝わったお麩は、江戸時代の医学書では下痢や肉体衰弱、消化不良に効果があると謳われています。高タンパク、低カロリーで安くて長期保存も効きます。お麩の驚くべき力を紹介します」(寺門亞衣子アナ)

豆腐、ヨーグルトの10倍以上のブロリン

   城西大学真野博教授はこんな説明をする。「お麩にはプロリンというアミノ酸が豊富に含まれています。100グラム当たりの含有量では豆腐が390ミリグラム、ヨーグルトが350ミリグラムなのに対して、お麩は3800ミリグラムもあるんです。プロリンは体内では肌の弾力を保つコラーゲンを作る成分になります。お麩はモッチリ肌を作るお薦めの食材なんですね」

   お麩の100グラムってどのくらいの量かねというのはさておいて、どうしてこんなにプロリンが多いのか。寺門アナが製造現場を取材してレポートした。「お麩は小麦粉から作られます。水を加えて練り合わせ、粘りを強くするために30分寝かせてから何度も何度も水洗いすると、グルテンと呼ばれるたんぱく質の塊ができます。食べるとガムのような食感です、このグルテンにプロリンが多く含まれていて、再び小麦粉を加えて焼くのでさらにパワーアップした高グルテンとなります」

   ただ、お麩を味噌汁や鍋に入れて、ドロドロになっているのに芯が硬いという経験はないだろうか。戻し方の間違いだ。「熱い湯やつゆにお麩を入れると、タンパク質が変性して水分を吸わなくなってしまいます。そのため中が固まって、外は崩れてしまうのです。まず、ぬるま湯でたっぷり水分を吸わせてから、お味噌汁なり熱いつゆに入れればネットリとした食感になります」(真野教授)

(磯G)

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