2024年 4月 27日 (土)

<明日の光をつかめ 2013 夏>
須賀健太、荒川ちか、柾木玲弥…達者な元子役並べて夏休み向け昼ドラ狙い良し

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   東海テレビ・フジテレビ系の昼の帯ドラマ通算200作目は、ドロドロではなく子どもにも安心のハートウォーミングなお話だ。さまざまな事情で親と暮らせない子や傷を抱えて生きる子たちをたち描いた「明日の光をつかめ」シリーズの第3弾となる。第1弾、第2弾は三浦海岸の「たんぽぽ農場」が舞台だったが、今回は千葉の「かぼちゃハウス」に移り、新たな物語がスタートした。

渡辺いっけいの優しい眼差し…「ガリレオ」よりはまり役

   二見(モロ師岡)という男が「たんぽぽ農場」のおっちゃんこと北山修治(渡辺いっけい)を訪ねてきた。千葉でパン工房「かぼちゃハウス」を営み、北山と同じように、事情を抱えた子供たちと暮らしている。その子供たちに農業を教えて欲しいと頼まれた北山が現地を訪れると、「かぼちゃハウス」はすでに閉店していた。二見が子どもたちを利用して詐欺を働き、行方をくらましたのだ。あすはここを出て別々の児童施設に行かなくてはいけない子供たちを見るに見かね、北山は「自分がここで子どもたちと暮らす」と宣言してしまう。そこから、親に捨てられ、二見に裏切られ、大人を信用できなくなった子供たちとおっちゃんの共同生活が始まる。

   第1週は子どもたちのそれぞれの境遇を説明しながら、かぼちゃハウスのお客さんでもあり、施設で暮らす松井翔太(須賀健太)が密かに恋心を抱く近所の女子高生太田蒼(須田アンナ)の兄のイジメ問題を絡め、今後のヘビーな展開を予想させる。

   渡辺いっけいは「ガリレオ」の栗林助手もいいが、妻子を通り魔に殺されるという闇を抱え、事情を抱えた子どもたちを理解し大きな愛で包むおっちゃんは、まさにはまり役だ。

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