2024年 5月 7日 (火)

「五輪招致」雲行き怪しくなってきた東京!英ブックメーカーも賭け率変更

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   2020年の夏季五輪開催地を決めるIOC総会(ブエノスアイレス)まであと2日に迫る中、最有力視されていた東京の雲行きが少し怪しくなって来た。投票権のあるIOC委員97人のうち、1回目の投票で49票の過半数を取ればその都市に決定、3都市とも過半数に達しなければ上位2都市の決選投票になる。

原発汚染水問題で1・57倍から1・83倍にダウン。マドリードはアップ

   下馬評では東京が頭一つ抜け出ていると見られていた。英ブックメーカーの投票倍率(日本時間5日現在)でも東京が1位の1.57倍、マドリードが2位の3.5倍、イスタンブールが3位の5倍だった。

   ところが、大詰めの段階になって、福島第1原発の汚染水問題の影響が浮上し、代わってマドリードの評価が高まってきているという。英ブックメーカーの最新の倍率(日本時間6日朝)でも、東京の1.57倍が1.83倍に、マドリードの3.5倍が2.5倍に変わってきている。

   こうした雲行きに現地の関係者は、決選投票を見越した戦略を1回戦で決める戦略に切り替え、手分けしてIOC委員へのロビー活動に全力投球しているという。しかし、そうはさせじとマドリードも懸命だ。イケメン皇太子やNBAレイカーズの人気スター、パウ・ガソル選手を最終プレゼンに投入して追い上げる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中