JR九州「ななつ星」1人55万円の超豪華観光列車の仕掛け人…本当は乗り物が苦手

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   今月15日(2013年10月)からJR九州で走り始めた「ななつ星in九州」は、3泊4日または1泊2日で九州の名所をめぐる豪華観光寝台列車だ。客車は7両だが、乗客の定員はわずか28名だ。食堂車で朝食を食べ、高級温泉旅館にも宿泊する。最高クラスのデラックススイートは1人55万円、通常のスイートでも38万円とかなり高いが、予約は来年6月までいっぱいという。

乗客の名前すべて暗記している乗務員、社交ダンスのお相手もします

   超豪華列車の仕掛け人は仲義雄・JR九州クローズトレイン本部長だ。仲がJR九州に入社したのは23歳の時で、当時のJR九州の各路線はいずれも赤字だった。仲は「JR九州の再建策の妙案を考えるように」と上司から命じられた。鉄道マンとして経験が少なかった仲が考えたのが観光列車だった。博多・鹿児島間を走る「つばめ」など、いくつもの観光列車を企画・立案した。その功績が認められ、仲は七つ星プロジェクトのリーダーになる。

列車の旅

   仲「そんな超豪華な列車を走らせて売れるのか、お客さんはいるのかという周囲のプレッシャーはありました」

   小松靖アナ「仲さんの心の中には、勝負は客車の内装や食堂車のメニューではない。乗務員とお客さまのふれあいが第一だという思いがあったそうです」

   仲は乗務員に乗客の氏名を暗記できるよう教育し、乗客の求めに応じて社交ダンスも踊れるようにトレーニングを受けさせた。

来年6月まで予約いっぱい。7月以降は来年1月受付

   実は、仲は乗り物が苦手だ。すぐ酔ってしまうのである。

   司会の羽鳥慎一「本当に列車で旅をしているという雰囲気を味わえそうな観光列車ですね」

   コメンテーターの飯田泰之(明治大学准教授)「新幹線建設の発想はビジネス優先でした。でも、このななつ星はそれとは逆の発想から始まっている。これまで日本の観光業が忘れていた旅の付加価値をどう高めるかを追及していると思います」

   長島一茂(スポーツキャスター)「夢のある列車だと思いますね」

   ななつ星の来年7月からの予約は、来年1月上旬から始まる。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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