自称グルメの放送業界人ホントに味わかってたの?「偽装料理」次々発覚

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   打ち合わせや会議が始まる前のアイドリングトークで、いま必ず出るのが「こうもいっぱい食品偽装が出てくるとは思わなかったですね」だろう。ホテルを発端に続々と出てきた。信頼こそが全てだと信じて疑わなかったのに、有名ホテルや老舗デパートまで「ごめんなさい」の嵐である。どこで食べたらいいのか、何を食べたらいいのかわからなくなる。

ブログやフェイスブックで高級レストランや寿司屋自慢

   でも、あるジャンルの方々を思うとちょっとほくそ笑んでしまう私がいる。放送業界には必ずいるグルメな人はこのニュースをどう受け止めているのかを考えると、内心ざまあみろと思ってしまう。彼らは美味しいお店を知っている便利な人でもあるけれど、時にそれは鼻につく。ブログやフェイスブックに高級レストランや寿司屋で○○を食べたと写真をわざわざアップしている人もいる。

   グルメだと自称しているけれど、あなたが食べた店で食品偽装がされていないと言いきれますか。そもそも味をちゃんとわかっていたのでしょうか―とイジワルな質問をしてみたい。いや、作っているところを見ているから、オレの紹介していた店は大丈夫だなんて言っても、仕入れの様子や仕込みを見ているわけではないでしょう。そうしたら、本当はメニューにつけられた食材とレシピに載っている食材は違っていたりしないだろうか。ホラ、誰も反論できなくなるんじゃないでしょうか。

   それでも、あの店は信頼できるから絶対にしていないと思うと言い切りたくなるグルメな殿方の皆さま、世の中に絶対なんてないんです。そんな信頼がガタガタと崩れていっているニュースなんですから。男性が味や料理のことをいちいち言ったりなんて、昔はあまりなかったそうだ。お酒についていろいろと語ったりすることはあっても、どこのトンカツは肉汁がジュワ~っときて美味くて、どこのエビチリはムチっとした食感がたまらないといったようなことは言わなかったらしい。そこまで料理についてあれこれ言うのは、逆に品がないとされたとも。

やっぱり一番美味しい家庭料理店!さらに進むか内食需要

   とまぁ、どうしてここまでイジワルな見方をするかと言うと、一番美味しい料理は家庭料理だと思っているからだ。家庭料理は愛情表現の1つ。誰かに食べさせてあげたい、誰かと一緒に食べたいと思って作られた料理は、お金を払っても買えない一番のぜいたくな料理だ。それに食品偽装はあり得ない。回鍋肉にキャベツではなくレタスや白菜を使ったとしても、そこでキャベツじゃないから偽装だなんてことにはならない。こちらはアレンジになる。そもそも、料理って食材を代用することで美味しくなったり、新しいレシピが生まれたりする。食品アレルギーを持つ家族にそのような食材は決して使うことはないしね。

   家で料理を誰かと一緒に作ったり、食べるほうがやっぱり安全ねと内食需要がまた増えてくるような気もする。誰しも食事をしないと生きていけない。どんな風に誰と何を食べたかが自分を作っていく。さて、今夜は何を作ろうか、レシピ検索でもするとしよう。

モジョっこ

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