山崎豊子「小説書くの6、7年がかりなの」人生すべてを執筆に注ぎ込んだ執念と自負
2013.11.21 12:47
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最期の2週間…万年筆持てなくなっても筆ペンで書き続けた「約束の海」500枚
亡くなる直前の「最期の日々」には、体調を崩し起き上がるのも難しくなり、万年筆も持てなくなったが、筆ペンを使って遺作となった「約束の海」の執筆に取り組んだ。
「見ていて、とてもつらい。本当に刻むように原稿用紙に向かっていた」と秘書の野上孝子さんは言う。死の直前まで執筆を続け、亡くなる2週間前に第1部の原稿約500枚を書き上げたという。
ボンド柳生
*NHKクローズアップ現代(2013年11月19日放送「小説に命を刻んだ~山崎豊子 最期の日々~」)