お正月の富士山眺めながら東海道・駿河路一人旅…渡辺徹「次郎長」になる!

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遠くへ行きたい(日本テレビ系12月22日あさ6時30分)>

   ふもとで見る富士山は雄大で上から覆いかぶさってくるような迫力がありますが、少し離れたところから眺めると大きく裾野をのばし優雅な姿に代わります。俳優の渡辺徹さんはそんな富士山を眺めるために駿河路を歩いています。まず、JR身延線で富士宮に向かいました。

「必ず右側の座席に乗ってくださいね。車窓いっぱいに富士山が広がります」

   富士宮駅の前が「富士山本宮浅間大社」です。富士山をご神体とする1200年続く神社で、社殿は徳川家康が作りました。社殿の屋根越しに富士山がくっきりとそびえています。お正月は初詣客でにぎわい、たくさんの屋台が並びます。

初詣の「富士山本宮浅間大社」屋台でB-1グランプリ「富士宮やきそば」

   ここで外していけないのはB-1グランプリの「富士宮やきそば」です。とくに変わったところのないソース焼きそばなのですが、最後になにやら粉をたっぷりかけます。これが独特の風味を生み出すのです。

   渡辺さん「うまいよ。ソースの味だけじゃないのね」

   東海道53次の宿場・蒲郡で「イルカすまし あります」という妙な看板を見つけました。お店に入ってみると女性のご店主によると、「イルカの背びれや胸びれをスライスして20時間ほど流水にさらし、塩ゆでしたもの」でした。なにやら白っぽいコリコリした感じのものです。口に入れた渡辺さん、「歯ごたえがけっこうあるねえ。ああ、クジラのベーコンみたいな味だ」

   ご店主「そうでしょう。こっちでは蒲原チューインガムっていうんです」

   子供のおやつにだけじゃなく、お酒のおつまみにもよさそう。

   しばらく歩くと「いわし削り節」の看板を発見!かつおやさばの削り節ならよく見るけれど、いわしの削り節なんて始め聞きました。さっそく工場を見学させてもらうと、そこにあったのは煮干しの山。これを100分の5ミリという薄さ削ったものがいわしの削り節でした。地元では、これをなんにでも入れます。カレーにも必ず入れて「いわしカレー」がこちらでは主流だそうです。

   渡辺さんはいわしの削り節を作る過程でできる「粉」に注目しました。「これも何かにして食べるんでしょう?」。工場の人が「はい。富士宮やきそばの最後にかける粉がこれです」。渡辺さん、思わず「ああ、これかあ。たしかにこの匂いだった」

次郎長で花柳界もにぎわった清水港「ランチタイムお座敷体験」

   さらに清水へ。清水といえば次郎長です。次郎長は任侠ですが、晩年は清水港の整備・造成に尽力したそうで、それをきっかけに清水港は大いににぎわい、一時は置屋が30軒もあり、芸妓も150人いたといいます。次郎長の生家をのぞいたりしながら、渡辺さんは立派な造りの割烹に入っていきます。「ランチタイムお座敷体験」なんていうのがあるのです。ランチ代で芸妓さんたちと「お遊び」を体験できるというのですから、寄らないわけがありません。町おこしの一環で、女性にも人気だそうです。ビールをひと口飲んだ渡辺さん、「うれしいねえ。楽しいねえ」

   そりゃあそうです。和服姿のお美しい芸妓さんが5人も侍っているのですから…。ここで、渡辺さんは生い立ちを話し始めました。「おやじはね、流しだったの。アコーディオン持って、1曲20円、30円でお座敷を回ってたんだね。それで俺を育ててくれたのよ。だから、こういうところってなつかしいような気がする」

   へえ、渡辺さんって、そういう世界の出身だったんですか。芸妓さんたちはそんな話を聞きながら、「次郎長音頭」を唄い踊ってくれました。

   すっかりいい気分の渡辺さんは、清水港から伊豆半島・土肥までの船の乗り、まだまだ遠くへ行くつもりです。駿河湾は夕日で赤く染まり、見渡す向こうには富士山…というはずだったのですが、あいにく雲が垂れ込めてきて見えずじまい。でも、この船、「県道223号線」なんて勝手に名乗っています。「223(ふじさん)」というわけで、渡辺さんも「洒落だけど、いいのこんなの」と大笑いです。

   年末年始のお休みに、駿河路のドライブなんていいかもしれません。

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