2018年 7月 20日 (金)

<独身貴族>(フジテレビ系)
デヴィ夫人は草彅の救いの女神か!?恐ろしいほどのセリフ棒読みでかき消された剛の演技下手

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   10月期ドラマのなかで、かなり楽しみにしていたドラマだった。ストーリーも展開もありがちでとくに優れていたとはいえないが、それを補ってあまりある音楽、とにかく音楽がよかった。映画会社が舞台ということもあり、「ティファニーで朝食を」の「ムーンリバー」、「モダンタイムス」の「スマイル」、「オズの魔法使い」の「オーバー・ザ・レインボー」などなど、懐かしの映画音楽がさまざまなシーンで流れる。そこがなんともロマンティックで、ドラマを2割増し素敵に見せた。正直、音楽に釣られて最後まで見たようなものだ。

1クール1本は欲しいこんな大人のラブストーリー

   父の代から続く映画制作会社「キネマ・エトワール」の社長・星野守(草彅剛)は美食と映画を愛し、人にペースを乱されることを嫌う独身貴族だ。叔母(デヴィ夫人)の命で配給会社の令嬢の現王園玲子(平岩紙)とお見合いをするが結婚する気はない。

   一方、守の弟・進(伊藤英明)は女性関係が派手で、現在、離婚協議中のプレイボーイである。これに、結婚を約束した男性と結婚観が合わず、結婚難民になってしまった脚本家志望の春野ゆき(北川景子)が絡む。

   役作りで感情を出さないようにしているのかもしれないが、草彅剛の単調な台詞まわしに違和感を覚えたが、叔母役・デヴィ夫人の恐ろしいほどのセリフ棒読み&素人演技があんまりにも衝撃的で、剛の演技下手疑惑もかき消されるほどだったのには笑った。剛にとって、デヴィ夫人は救いの女神さまといえるかも。

   兄弟でひとりの女性を取り合うというのは、韓流ドラマでもよくあるパターンだが、韓流はもっと激しく、くどいほど情熱的に見せる。こちらはあっさり仕立て。そこが少し物足りなくもあり、濃い味付けに慣れた視聴者の舌には合わなかったのか、視聴率はさほどよくなかった。そうはいっても、1クールに1本はこんなスイートな大人のラブストーリーを作ってもらいたいと、アラフォー女は切に願うのでした。(木曜よる10時~)

(くろうさぎ)

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