2018年 8月 19日 (日)

橋下徹「大阪市長選」の大バクチ!自爆か起死回生か…府議会は「勝手にやれば」

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   大阪市の橋下徹市長は市長を辞任して出直し市長選に立候補すると表明した。大阪都構想の来年4月(2015年)実施のメドが立たなくなり、民意をバックに四面楚歌状態の議会を従わせる狙いのようだが、議会側からは「選挙をしても議会の勢力図は変わらない」と批判が噴出している。

「大阪都構想に反対なら僕の首を取ってみろ」

   大阪都構想は大阪市を廃止して「大阪都」として特別区に分割する案だ。大阪府と大阪市が法定協議会を設置し、制度設計を進めていた。橋下は1月に市を特別区に分ける4つの区割り案を1案に絞りたいと提案したが、維新の会を除き、これまで協力的だった公明をはじめ、自民、民主、共産の各党に拒否された。

非常に疑問

   橋下は「このまま4案を議論していては、これから5年かかっても案をまとめることはできません。今度の市長選で『都構想を認めてください』ということを言うつもりはありません。もう1度市長になったら、1案に絞った設計図を夏までに完成させる。都構想の説明書をしっかり作らせてください。そのうえで住民投票で判断してください」と出直し選挙の意図を説明した。

   ところが、自民、民主両党は府連幹部会で市長候補者の擁立を見送ることを決め、公明も同調する方針だ。これに対し、橋下は「自民、民主は都構想自体に大反対しているわけだから、僕の首を取ればいいじゃないか。そうすれば都構想の議論は終わるんです」と挑発している。

さっぱり見えない「都構想で何を目指すのか」

   新聞報道によると、市長選は3月2日公示16日投開票か、3月9日告示23日投開票が有力視されているという。杉尾秀哉(TBS解説室長)が語気を強め次のように批判した。

「自爆だと思いますよ。全然、展望がない。にもかかわらず、選挙に打って出るしかない。では、選挙をして本当に都構想が実現するのか。その都構想って何ですか。二重行政をどうやって解消するのか、具体的に何も説明していないんです。人を説得できない人が政治家と言えますかね。私は非常に疑問に感じます」

   橋下にもう一度チャンスを与えるのか、もううんざりなのか。大阪市民の選択で都構想、維新の会の運命が決まりそうだ。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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