クソ寒いから楽しい「釧路・酷寒旅」冬カヌー、タンチョウ観察、シカ肉料理…

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   日本一の寒さ、日本一の暑さなんていうのが観光の目玉になっているけれど、JAPAなびコーナーでモデルの敦士が出かけたのは、マイナス20度にもなる北海道・釧路だ。なるほど、白一色の中の皮をカヌーで下ったり、タンチョウを観察したり、エゾシカ肉を堪能したりと、寒いから楽しい旅があった。

ダイヤモンドダストが舞い、フロストフラワーが咲く川面を散歩

   「カヌーだと素晴らしい景色に出合えます」と釧路湿原のガイド斉藤松雄さんは言う。シャーベット状態の流氷かき分けて進んでいくと、正面から陽を浴びる。「太陽って温かい。日差しの有難味が分かりますよね」と敦士。対岸の木にはオジロワシがとまり、すぐ近くでタンチョウの親子3羽が歩き回っている。周囲の木は霧氷となり、ダイヤモンドガストが舞う。空気中の水蒸気が氷に触れて花弁のように白く固まるフロストフラワーが川面に「群生」している。冬カヌーは午前7時30分~午後7時で、雪が溶ける3月くらいまでやっている。問い合わせは「釧路マーシュ&リバー」だ。

   1500羽のタンチョウが越冬する「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」にはタンチョウの写真を撮りに世界中から観光客がやってくる。この日は中国からのグループが「求愛ダンス」を撮ろうとカメラを構えていた。入場無料。

   釧路はエゾシカの肉を普通に食卓で食べる。スーパーにはカレー用とかすき焼き用、ハンバーグなどさまざまな用途に沿って各部位が並んでいた。客の女性は「親が作ってくれて、子どもの頃から食べてます」という。豚肉や牛肉と同じように調理するのだが、シカ肉だから「酢豚」でなく「酢鹿」、「豚キムチ」でなく「鹿キムチ」なのだという。カロリーは牛肉の半分、鉄分たっぷりのヘルシーな肉だ。北海道のこの地域はシカによる農作物被害、交通事故などが多く、エゾシカを食べて頭数管理に取り組んでいる。

   敦士が最後に訪れたのは「釧路市動物園」。ここではクマタカのフリーライトをやっている。絶滅危惧種のクマタカをヒモなどを付けずに自由に飛ばして生態を知ろうという試みで入場者も見学することができるという。大きく羽を広げたクマタカが飛来する姿は、勇壮で迫力満点である。

   釧路・酷寒旅、いやあ楽しそうだ。

(磯G)

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