プーチン大統領「強気で押しまくり」なぜ?米国・EUの足下見て「制裁本気じゃない」

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   ロシアの軍事的圧力で緊張の高まるウクライナ情勢が新たな段階に入った。アメリカが対ロシアへの制裁に踏み切り、クリミア自治共和国議会はクリミアをロシアに併合するようプーチン大統領に求めた。

   アメリカはウクライナの主権と領土の一体性を脅かす行動に関わった人物や組織に対して米国内の資産を凍結したほか、ロシア当局者に対するビザの発給を停止した。アメリカ政府の高官は「状況次第でさらなる制裁を発動する用意もある」と警告している。

   ただ、制裁を実効あるものにするには、経済的繋がりが深いEUの協力が欠かせない。EUは制裁を直ちには行なわないものの、ロシアがウクライナと直接対話を数日中に行なわなければ、EU圏への渡航禁止や資産凍結などの措置を決定すると警告している。

クリミア議会はロシアに併合要請

   一方、クリミア議会は当初30日(2014年3月)に予定していたクリミアのロシア併合の是非を問う住民投票を16日前倒しして行うことを決めた。クリミアのテミルガリエフ第1副首相は「70%以上の市民がロシアへの併合に賛成するだろう」と見通しを述べている。議会は同時に全会一致でクリミアをロシアに併合することをプーチン大統領に求めることを決めている。

   強気のロシアに押しまくられている印象を受けるが、ハーバード大卒のタレント、パトリック・ハーランは「ロシアは凍らない黒海の港は絶対に確保したい。軍事力を保つため、非常に重要な要衝ととらえているんですね。併合しても経済制裁で留まって、EUが軍を送り込むことはまずないですから、ロシア次第です」

   プーチン大統領はどんな球を投げ返すか。クリミア議会の併合要請を受けて安全保障会議を開き協議中と伝えられている。

文   モンブラン
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