2024年 5月 2日 (木)

「横田夫妻と孫の対面」で北朝鮮に変化…拉致被害者全員帰国につなげられるか?

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アメリカも中国も金正恩に厳しい姿勢―日本の助けに期待

   杉尾「今回の面会が拉致被害者の帰国に一歩となるのでしょうか」

   古屋「北朝鮮に明らかな姿勢の変化があるんです。金正恩(第1書記)になって、正直言って中は安定していない。アメリカが厳しい態度、中国も厳しい態度になっています。そういうときに日本にこれまでもメッセージを発信してきた。今回もそういうメッセージの一つなのでしょう。北朝鮮は焦っていると見ています」

   杉尾「総理が独自に訪朝という話があるが、その可能性はどうなんですか」

   古屋「初耳です。総理がいつも言っているのは、『拉致被害者を取り戻すための交渉ならどこへでも行く。交渉のための交渉はしない』ということです」

   次の日朝間の展開としては次官級協議が予定されている。日本が現在行なっている対北朝鮮制裁の解除について、古屋は「拉致被害者が全員戻ることが大前提」というが、狡猾な北朝鮮の外交に立ち向かって実を取るか、難しい交渉が待っている。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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