2024年 4月 26日 (金)

理研サイド巧妙に問題すり替え!いつの間にか「論文の不正」が「研究の不正」に拡大

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   理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーは不正と決め付けた調査委員会に認定撤回と再調査を求めて不服を申し立てをした。小保方氏は英科学誌ネイチャーに掲載された論文で画像の取り違えなどについては「深く反省している」としたうえで、こう主張している。

「遺伝子解析の画像を切り貼りしたことや画像が博士論文と酷似していることは、データーを見やすくするために加工したり単純な画像の取り違えで正しいデータは存在する。改ざんや捏造にはあたらない」

   さらに、調査委の調査は約2週間と短期間で、聴き取りも1回のみで弁明の機会もなく不十分だったとして、外部の委員による再調査を求めた。

小保方晴子リーダーが聴取されたのは「研究内容でなく論文の書き方」

   東大医科学研究所の上昌広特任教授は小保方氏を批判する。「改ざんしたことは疑いの余地はない。研究の世界では悪意があろうがなかろうが、故意にデータをいじったら改ざんなんです。悪意の認定は必要ない。この世界で生きていくなら司法の論理や違う社会の論理を持ち込むのはよくない」

   科学ジャーナリストの大朏博善氏は理研側の対応について別の指摘をした。「もっと大きな対立点があります。理研の調査報告書は『研究論文不正に関する調査報告』で、研究論文は不正でしたよと言っているわけですが、発表された途端に理研は『論文の不正』から『研究の不正』にすりかわり、拡大解釈しています。小保方さんとしては論文の書き方について聞かれたのであって、あなたのSTAP研究はあるのかとは1度も聞かれていないという気持があるのでしょう」

文   モンブラン
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