<続・最後から二番目の恋>(フジテレビ系)
懐かしいあの鎌倉が帰ってきた!小泉今日子と中井貴一「軽妙な掛け合い」もそのまま…まったり落ち着くわあ

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   懐かしい鎌倉が帰ってきた。極楽寺駅のホーム、階段を上ったところにあるカフェ「ナガクラ」の看板、古ぼけた長倉家の食堂。このまったりした日常、落ち着くわあ。きのうまで自分も彼らと一緒に飲んだり食べたりしながら、あのご近所で暮らしていたみたいな気分にさせてくれる。

   幕開けシーンはなんと結婚式場で打ち合わせをする千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)であった。ついに主人公の二人が結婚するところから始まるのかと思ったら、真平(坂口憲二)と知美(佐津川愛美)の代理だった。真平は「天使」をやめてしまうのか。彼は淋しそうな女性を見ると慰めずにはいられない「天使」をやっていたのだ。もちろん慰め方は一つしかないのだけれど、それは結婚とはなかなか両立しない。早くもこの結婚話、波乱含みだな。

加瀬亮どうにも冴えない弱っちい男振りいい

   第1回では、千明と和平がそれぞれフランスに出張することになって、ニースで会い、街や海岸を舞台にあれこれ繰り広げる場面があった。初めだからちょっと華やかに変化をつけたサービスのつもりだろうが、全体の流れからすると、無理にこのエピソードを入れる必要はなかったのではないかな。

   続編で新しく登場し、千明と和平にからむ二人は、千明の元彼・涼太(加瀬亮)と、夫を亡くし息子を一人で育てている薫子(長谷川京子)である。涼太は千明と同棲3日で、「ごめん、無理」とだけ書いたポストイットをドアに貼って姿を消したのだった。千明は「ポストイット事件」と自嘲気味に言うが、実は深く傷ついている。その涼太が、食い詰めたらしくヨレヨレで千明の前に現れる。千明は昔の服を取り出したりしてウキウキしている。加瀬亮のどうにも冴えない弱っちい男振りがいい。

   薫子は柔らかい雰囲気の天然タイプで和平の好みだ。「ちょっとトロいせいか、男に媚びてるっていつも言われて、女の友達がいないんです。自分ではそんなつもりはないんですが」と言う。いるんだろうな、こういう女。類は友を呼ぶせいか、私は会ったことないけど。

   基本は千明と和平の軽妙な掛け合いを楽しむドラマだ。量の多いセリフを、間髪を入れずやり取りする小泉今日子と中井貴一の力量があるから安心して楽しめる。(木曜よる10時)

(カモノ・ハシ)

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