京都で人気「失恋タクシー」癒しスポット巡り心の傷いやす…曼殊院や茶室

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   この5年間で3万台も減り、タクシー業界を取り巻く環境は厳しい。そこで、タクシー各社は乗客獲得のために次々と新しいサービスを打ち出している。京都には失恋タクシーなるものがあるという。運営している「チェルカトラベル」の担当者・赤居夏美さんは「失恋タクシーの利用者は20代から、上は60歳近くまでいらっしゃいます。月に5件前後の要請が入ることもあります」と話す。

   「あさチャン!」はよく利用するお客さんの紹介をお願いしたが、さすがにそれは断られた。そこで、取材に協力してくれる都内在住の30代失恋女性を見つけて、京都まで乗りに行った。

運転手は女性「これまで50人のお客様をご案内しました」

   女性は「私がフラれた原因はタバコでした。彼とは結婚まで考えていましたが、タバコのことは話していませんでした。それがある時、タバコを吸っているのを見られて、隠し事をするような女性とは結婚できないとフラれてしまいました」と語る。

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   出迎えたの失恋タクシー運転手は木下麗己子さんだった。「これまで約50人のお客さまを案内しました」と話す。木下さんが最初に案内したのは京都市左京区にある曼殊院。途中、車内の会話は途切れがちだ。木下さんは「心を落ち着けてもらいたいので、余計な話はしないようにしています」という。次に向かったのが庭の池を眺めながら抹茶が楽しめる茶室「清心庵」。「自然を眺めながらリラックスしてもらおうと案内しました」

3時間半で1人2万1600円―終点は自分で選択

   タクシーの新サービスはほかにもいろいろある。

   司会の夏目三久「近畿タクシーが2006年ごろから始めたのが神戸スイーツタクシー、横浜市の三和交通は助手席にあるボタンが備え付けられています。このボタンは、どんなサービスでしょう」

   キャスターの齋藤孝「緊急の時に押すのでは?」

   夏目「ボタンにはカメの絵が描かれています。赤ちゃんや高齢者が乗車しているときに、ゆっくり走って欲しいという合図のボタンです」

   京都の失恋タクシーは終点を選べることになっている。「スイーツかタロット占いなのですが、スイーツを選ぶお客さまは少し元気になっています。タロットを選ぶお客さまは、まだ心が疲れているようで」と木下運転手は話す。

   夏目「料金は3時間半の案内で1人2万1600円。お友達と2人で利用する人もいるそうです」

   失恋タクシーは女性限定だという。たしかに、いい年いた男が目を潤ませたりして、京都をタクシーで巡っているなんて、さすがに気持ち悪い。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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