2018年 7月 23日 (月)

サッカーW杯ぶっつけ本番のスタジアム!興奮サポーター飛び跳ねたら崩れる心配

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   サッカーW杯の会場完成が、あと10日に迫ったが開幕に間に合いそうもない。屋根ができていない、工事中のスタンド、1万人の観客席は使用開始がぶっつけ本番にずれ込みそう…。メーン会場のサンパウロでも、日本が試合予定のクイアバでもこんな状態だ。地元紙は「完了度は50%程度」という。

   司会の羽鳥慎一「建設遅れのニュースはこれまでの大会でも毎回ありましたが、今回は本当に遅れているらしいです」

   おまけに、反対デモ、犯罪、略奪行為も多発していて、まともに大会運営できるのか。

工事関係者のんびり「まあ、開幕までに間に合うさ」あと10日だぞ!

   クイアバのパンタナールアリーナはスタンドや外壁ができておらず、空港も外壁が未完成で、休日も工事を続けている。サンパウロアリーナでも追いこみ作業が続く。工事関係者は「作業は間もなく終わります。間に合いますよ」とのんきなものだが、観光客はあきれ顔だ。メキシコから来た女性は「完成するとは思えません。運営がいい加減で、安全も気になります」と話す。先月のこけらおとしを見た男性は「屋根ができていない。雨では観戦できませんね」

相当な遅れ

   片側1万人収容のスタンド工事が間に合わず、どうやらワールドカップの開幕戦が初使用となる。現地の中丸徹リポーターは「1万人が乗って揺らしたときに崩れないとは限りません」

   人の流れがうまくコントロールされない問題も発生している。きのう1日(2014年)も試合があったが、観客の入場チェックに時間がかかり、開始24分のゴールシーンを見逃した観客が大勢いいた。

   中丸「一応、試合はできますが、どこが不備か、何が起きるか、誰にもわかりません」

日本が初戦を戦う「レシフェ」警官ストで商店略奪

   さらに政府を悩ませているのが反対デモだ。ブラジル代表チームのバスを取り囲んだデモ参加者は「この国が優先すべきはワールドカップではない」と声を強める。参加した教師は「学校では水がない、生徒がすわるイスも足りない」と語る。物価高に庶民が苦しむ一方で、会場や周辺の建設をめぐる政治家やゼネコンの利権も見えてきたことで、「ワールドカップを人質に政府に不満をぶつける」(中丸)状態がつづく。

   治安の悪化も深刻である。日本が初戦を戦うレシフェでは警察官が待遇改善を求めてストを決行したため、商店では略奪が横行するありさまだ。ブラジルの犯罪発生率は日本に比べて、殺人は数十倍、強盗数百倍という。

   もちろん、サッカー王国だけに盛り上がり他も半端じゃない。ユニホームの売れ行きは好調で、街の声は「建設にカネがかかりすぎたが、始まったら忘れるね。勝つのはブラジルさ」とすっかりW杯気分だ。

   コメンテーターの岩上安身(ジャーナリスト)「ワールドカップの喜びと怒りが同時に、ものすごい熱狂とともに進むことは確実です」

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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