2024年 4月 26日 (金)

W杯開幕!サポーターも反対デモも地下鉄ストも大盛り上がり…ブラジル敗けてたら暴動

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   サッカーワールドカップが開幕した。ブラジルがクロアチアを降し絶好のスタートを切った。サポーターが盛り上がる一方、周辺ではものものしい警備が続いた。デモ隊と警官隊が衝突し、催涙弾やゴム弾が発射され、負傷者も出た。サンパウロの地下鉄ストは回避されたが、リオデジャネイロの空港では労働組合が24時間ストを決行するなど、混乱は収まらない。

「スタジアム」中では大歓声、外では大罵声

   試合当日に8000人規模のデモが起きるという情報もあり、スタジアム周辺は何重にも警備網がしかれた。地下鉄駅近くから起きたデモは、警察発表では600人だったが、会場から20キロの地点でデモ隊と警官隊が激しくぶつかり、白煙が上がった。銃を構える警官の隊列、デモ参加者は投石を繰り返す。現地の報道によると、CNNの記者1人をふくむ7人が負傷し、1人が当局身柄を拘束された。

   サンパウロの地下鉄ストは投票の末に回避されたが、インタビューを受けた組合員の1人は「ワールドカップ期間中にストに入る可能性はまだある」と語っている。

   遅れが心配されていたサンパウロアリーナの工事は、VIPルームの壁造りが間に合わず、仕切りはブルーシートだ。「でも、試合をするのには問題ありませんでした」と中丸徹リポーターが伝える。やっとできあがった1万人スタンドも混乱はなかった。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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