大人の息抜き!興奮の一夜…火照った体にアルコールがしみる

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   じっとりと汗をかく。興奮して火照った体、声を出し過ぎた喉は冷たい飲み物を欲している。あ~早く心に栄養ドリンクを!すぐさまシュワシュワしたアルコールを流し込む。思わずお互い顔を見合わせてニヤリ。今夜は本当に来てよかった。大人の息抜きは缶コーヒーでは処理しきれない。そんな時は非日常空間にトリップするのが一番だ。

「コールドプレイ」「フエルサ ブルータ」に参戦!

   一夜限りのコールドプレイのショーケースライブに参戦してきた。MTVアワードのために来日中の彼らがライブを行ったのは、最大3000人のキャパという彼らにとっては小さすぎる東京ドームシティーホールだ。チケットはもちろん即完売で、プレミアムチケットになっていたのだが、友人から夫が仕事でどうしても行けないのでと誘われ、「棚からボタ餅とはこのこと」と私は胸躍らせて出かけた。

   入場時にチケットに記載されている名前と本人確認するためのIDチェックが行われるなど、不正転売をチェックされる。そのためには、ネットオークションで身分証明書も貸すからと付け加えて出品されていたらしい。身分証明書を貸すとかのほうが犯罪のような気がするのだけど、出品した人、買った人はその後どうしたのか気になる。

   肝心のショーは1時間半もないぐらいだっただろうか。名曲がこれでもかと矢継ぎ早に演奏されて、叫んで声も枯れて汗まみれ。フェスや大箱と違った、劇場空間がひとつになり、よりアーティストを身近に感じて一体感を味わえるのが醍醐味だ。本当に贅沢な時間に心も体もすっかり潤され、発汗を補給するためのアルコールが体に沁み渡っていった。

   そしてもうひとつ。「フエルサ ブルータ」に参戦。去年(2013年)、秋元康さんのドキュメタリーでロンドンまで視察に行った模様が放送されて気になっていた。オールスタンディングで、ホール天井から人が泳いでいる透明プールが頭上まで下りてくるといったショーで、テレビに釘付けになってしまった。このところ随分と都内駅や電車内で宣伝しているので、ああアレねという方も多いかもしれない。

   「フエルサ ブルータ」はアルゼチン生まれの新感覚パフォーマンスだ。爆音が鳴り響く中、男女もみくちゃな集団がワイヤーで吊るされて天井を飛び回り、送風機で場内紙吹雪だらけになり、キャストと一緒に発砲スチロールを頭で割るといったすべてが破壊的なメチャクチャ世界である。

   そしていよいよ透明プールが天井から降りてくる。浅瀬ほどの水辺を4人の女性キャストが滑ったり転んだりと、人魚を下から見上げる構図だ。でも、この時、パンチラ、ポロリは当たり前。「ヤバイ、もうおっぱいもろ出しじゃん」とはしゃいだ声が聞こえる中、「ドント、タッチ」という外国人男性スタッフが、女性パフォーマーの股間部分に手を当てて注意。これには周囲で失笑。そんな美しさと激しさのカオスのパフォーマンスは、会場内に豪雨も降って来るという仕掛けがあり、最後まで息つく暇を与えない。「楽しかった~」と帰り道に傘をささずにはしゃぐ友人を見て、私も~と2人してケラケラ笑い転げた。

まるで違った観客のノリ

   大人の息抜きにはこのぐらいの刺激が必要だ。それにしても面白かったのが、観客のノリの違い。コールドプレイの観客層は20代後半から40代。多くはアラフォー世代でスーツ姿も目立つ。ライブ中は写メや動画を撮ることに必死になっているファンも多くて驚く。なんでいま楽しまなくって座席にずっと座ったままスマホで動画撮ってるんだろ? スタンディング席は盛り上がっているけれど、座席組は座りっぱなしの人ばかり。

   一転、オールスタンディングの「フエルサ」は20代前半の客も多く、コールアンドレスポンスもよく、すべてにおいてリアクションが大きい。暗転しただけでオォ~と歓声が響く。W杯で騒ぐことに慣れている世代か、クラブのEDM世代なのか。大人は少し息抜きしながら汗かきながらギャップも感じてしまったよ。

モジョっこ

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