「SNS広告詐欺」女性に急増!4週間で230万円被害―こんな勧誘には要注意
2014.06.16 15:18
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「事業者名」「電話番号」「住所」明記されていなかったら疑え!
井上幸子さん(仮名・40代)は身の上相談で高額収入も望めるという副業サイトに騙されてしまった。登録すると、相談は直ぐに来た。40代男性とのメール数回で相談は解決したので、報酬を受け取るため自分の口座番号を打ち込んだがメールが届かない。サイトからのメールでは別の送信1回520円が必要になると言う。その後何回送信しても「10回、15回送信せよ」となり、利用料だけが膨らんでいった。損を取り戻したいと続けるうちに、4週間で合計230万円を騙し取られたという。
有働由美子キャスター「詐欺を見抜くポイントっていうのはあるんでしょうか」
池本誠司・弁護士「ネットで広告する場合は、事業者名、電話番号、住所などを表示することが義務付けられています。これらがないようだったら要注意ということですね」
西田公昭・立正大教授「ネットなどの仕組みは、利用者が知らないことはあるんだとまず考えることが必要でしょうね。お金にかかわること、個人情報を求めてくるときは、『自分は危険なところにいるかもしれない』と警戒することです」
(磯G)