2018年 7月 23日 (月)

今週内にも「北朝鮮制裁」一部解除?日朝協議で拉致被害者調査に『いい感触』

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   日本と北朝鮮の外務省局長級による政府間協議がきのう1日(1014年7月)、中国・北京で行われた。5月末にスウェーデンで開かれた協議以来2回目で、出席者は日本側は外務省の伊原純一アジア大洋州局長、北朝鮮側は宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大臣だ。

   午前中は北朝鮮大使館で2時間、午後は日本大使館で2時間半の計約4時間半行われた。

権限強い「国家安全保衛部」が調査特別委に参加

   司会の羽鳥慎一「きのうの協議内容について、明らかになったことがありますか」

どのような組織が?

   北京で取材に当たっていた富坂節明記者は「内容の詳細は不明です。しかし、日本側の出席者は北朝鮮側の説明を一定程度評価しています。拉致被害者の再調査をめぐる北朝鮮の対応を評価することになれば、週内に関係閣僚会議などを開き制裁解除に向けた手続きに入ります。最も早い場合には、週内に経済制裁の一部が解除される可能性があります」と説明した。

   北朝鮮は拉致被害者の特別調査委員会には、国家安全保衞部のメンバーが参加するとしている。

   司会の赤江珠緒「国家安全保衞部とは、どのような組織なのでしょうか」

   「コリアレポート」のの辺真一編集長が解説した。「金正恩氏の直属の機関で、アメリカのCIAとFBIを足したような強い権力・権限を持っています。前回の拉致被害者再調査の時は人民保安部が担当しましたが、問題が解決されなかったので、今回はより強い権限を持つ国家安全保衞部をメンバーに加えたと考えられます」

韓国・東亜日報「11月に横田めぐみさんの娘キム・ウンギョンさん訪日」

   韓国紙の「東亜日報」は韓国の拉致被害者家族でつくる拉北者家族会の崔成龍代表が、横田めぐみさんの娘キム・ウンギョンさんが11月に日本を訪問することで日本と北朝鮮が合意していたと語ったと報じている。

   辺編集長は「崔成龍代表はこれまでに数人の韓国拉致被害者を救出した実績を持つ人物です。その人の発言だから情報の精度は高いが、すべてを信じるには注意が必要ですね」

   コメンテーターの萩谷順(ジャーナリスト)「日本人拉致被害者の遺骨だとしてニセ物を提供した過去を持つ北朝鮮ですから、両国間の協議は注意深く進める必要があります」

   日本の調査機関が直接出掛けて共同調査ができないのがもどかしい。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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