2024年 4月 26日 (金)

石川遼やっと優勝!最終ホールで並びプレーオフ…そろそろ米ツアーでも勝ってくれ

   ゴルフの石川遼選手(22)が1年8か月ぶりに優勝した。最終日に追い上げて18番ホールで小田孔明選手(36)と並び、プレーオフを制しての勝利だった。主催者の長嶋茂雄氏(78)も大喜びで、小田が気の毒になるほどだったが、「ミスター」は気にしない。

2シーズン鳴かず飛ばず

   きのう6日(1024年7月)に行なわれた長嶋茂雄招待セガサミー杯(ザ・ノースカントリー=北海道)の最終日が行われ、前日の猛追で3位スタートの石川は着々とスコアをのばし、18番パー5で第3打をピタリとピンそばにつけ、10アンダーでトップと並んだ。

   プレーオフ1ホール目はイーグルチャンスを逃してバーディーで分け。2ホール目はバンカーに打ち込み、ピンまで2.5メートルと微妙な距離を残したが、これを決めたところがヤマだった。3ホール目はバーディーパットをはずした小田を退け、きっちりと決めた。

   この大会で石川は過去にも勝っていて相性のいいコースだった。とはいえ、米ツアーで2シーズン鳴かず飛ばず。先週はライバルの松山英樹(22)が一足先に初優勝していただけに、コメントも「最高の時間を過ごせたのは本当に感謝してます。アメリカで勝てるように頑張りたい」と抑えたものだった。

   今大会も本調子ではなかったという。腰痛をかかえて米ツアーを3週休んで合宿、腰を整えての参加だった。ショットもはじめは安定しなかったが、パットの良さで切り抜け、最終日にようやく本来の調子になったように見えた。

「次はアメリカでの優勝です」

   松山も出場していたが、滑り出しから調子が今ひとつで、3アンダーの17位タイだった。

   キャスターの齋藤孝「プレーオフを『最高の時間』というんだからすごい。優勝争いの緊張感抜きでやるんだから」

   石井大裕アナ「次はアメリカでの優勝だと話しています」

   そのアメリカでは、同じように体を痛めたり苦労しているのに、松山の方がはるかに安定している。石川はずるずると後退する歯がゆい展開が多い。吹っ切れる日がくることを祈るしかないか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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