暴力母子に殺された「愛媛17歳少女」近所住民は伊予市・警察にたびたび通報
2014.08.18 13:40
0
児童相談所、両親に「警察に行ってみたら…」
大野さんの両親はおととし(2012年)4月と昨年2月の2回、児童相談所に相談している。児童相談所は窪田の部屋を訪れ、大野さんと面談したが、帰宅を拒否したので『警察に相談してみては』と両親に伝えた。警察は今年6月に大野さんの存在を確認している。市役所も団地住民の会合で「若い女性がいて、このままだと殺されるかもしれない」と聞き、市職員が何回か訪問したが、いずれも留守で会えなかった。ただ、その後は児童相談所にも警察にも連絡をしなかった。
司会の小倉智昭「警察や市役所、児童相談所まで動いたのに、なぜ事件を防げなかったのかなあ」
コメンテーターの夏野剛(慶応義塾大学大学院特別招聘教授)「行政は役割分担が決まっているのですが、大都市とは違い、少しの工夫で別な対応ができたはずです」
石戸奈々子(デジタルえほん代表)「たしかに個人のプライバシーの問題はあると思いますが、人の命が危険に晒されていると考えた場合、別な対応が取れたはずですよ」
帰宅を拒否されたと言っても、16歳の少女が言うことなのだから、「ちゃんと家に帰りなさい」と保護するなりするのが役目ではないのかな。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト