2024年 4月 29日 (月)

愛媛「17歳少女暴行死」近所の通報にも動かなかった市・児相・警察

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児童相談所には「緊急一時保護」の施設や権限

   司会の羽鳥慎一「近所の人が『最近見ないから殺されてるんじゃないか』というのは相当なことですよ」

   石原良純(タレント)「児童相談所、市、警察の関係がどうなっていたのか。異常な空気感がありますよね」

   教育評論家の水谷修氏は「児童相談所は緊急に一時保護をすべきだったと思います。相談所には保護する場所も、権限もあります。緊急一時保護も警察通報もあったはず」

   赤江珠緒キャスター「10代だから意志があるということなんですが…」

   水谷「意志も何も、17歳までは家にいるのが当たり前。『殺されるかもしれない』と聞いたら110番でしょう。命を何だと思ってるのか」

   羽鳥「なんでやらないんですか。めんどくさいとか?」

   水谷「お役所ですから管轄がある。縦割りです」

   青木理(ジャーナリスト)「児童福祉法は虐待を知ったら通報を義務づけています」

   水谷「危機意識のなさですね。この子に対する先入観があったのかどうかわからないが、一時保護さえしていれば、この子は生きていました」

   石原「見つけたら何をすればいいんでしょうか」

   水谷「110番です。警察から児童相談所へ連絡がいくとか、連携が進んでいるところもあります」

   羽鳥「今回事件では相当なサインが出ていた。なのに動かなかった」

   水谷「ひどいです。犯罪ものです」

   青木「厚木の幼児死亡でもあったように、児童相談所とはなにかを考える必要があるんでしょうね」

   システムはあっても、人間がその気になっていないとこうなるという見本か。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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