いつ避難するか?役所は勧告・指示に慎重で手遅れ多い
スタジオではこうしたときの避難の判断をどうするかが議論になった。キャスターのテリー伊藤は「広島市の土砂災害の例のように、大雨が降り始めてから避難勧告が出るまでにずいぶん時間がある場合もありますよね」という。勝谷誠彦(コラムニスト)はこう話す。
「行政は早まってはいけないからと、どうしても慎重になる。日頃から自宅周辺の地形などを調べ、自分の頭で判断することが大事なんでしょうね」
たしかに広島市の土砂崩れは行政に頼りきると命を落とすという教訓をいやというほど教えてくれた。