2018年 7月 23日 (月)

理研・検証どっちなんだ!?「STAP細胞できなかった」「でも実験続ける」

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   理化学研究所が27日(2014年8月)に発表したSTAP細胞の検証実験の中間報告では、「ネイチャー誌に掲載された論文の条件ではSTAP細胞はできなかった」とされているが、「STAP細胞の有無はまだ確認できていない」と実験を継続するという。「できないけどないとはいえない」というわけだが、いったいどっちなんだ?

「マウスや実験器具変えて来年3月まで続行」

   当初の論文では、マウスの脾臓から取り出した細胞を塩素を用いた弱酸性の溶液に25分間浸して刺激を与え培養すると、約7日間で万能細胞であるSTAP細胞ができるとされていた。検証実験はこの論文の条件通りの方法で22回繰り返し行われたが、「STAP細胞はつくれなかった」(発生・再生科学総合センターの丹羽仁史プロジェクトリーダー)という。

グレーゾーン

   ただ、実験の総括責任者である理研の相澤慎一特別顧問は「まだ確認されていない。検討中です」と検証実験は来年3月まで続行するという。今後はマウスの種類や実験器具を変えるなど、論文とは異なる条件で行うというのだが、そうなると論文の実証実験とは全く別の実験になる。

   司会の加藤浩次「膨大なお金と時間をかけて、今後の実験に意味があるのでしょうか」 科学雑誌「ニュートン」の寺門和夫・元副編集長は「これから先の実験は科学者が自分の興味で研究する領域にどんどん入っていきます。税金を使ったSTAP細胞を検証するという意味ではそろそろ一段落してもいいと思いますね」と話す。小保方晴子ユニットリーダーは丹羽チームとは別に検証実験を進めているが、本格実験はこれからで結果は出ていないという。

   キャスターのテリー伊藤「小保方さんは11月末に会見を開き、自らの結論を出さないと、『あの時はあったんです』という言い方になる可能性がありますよ。ずっとグレーゾーンのままSTAP細胞って何だったのだろうということになってしまう」

   「STAP細胞はあります。200回成功しました」と強調したあの小保方発言は何だったのだろうという疑問がすでに渦巻いており、確かにその上乗せは許されない。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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