ASKA重い求刑「懲役3年」執行猶予付くギリギリ…お詫びメッセージを読み上げ

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   覚せい剤と合成麻薬の所持と使用で逮捕・起訴されたASKA被告(本名・宮崎重明)の初公判がきのう28日(2014年8月)午後、東京地裁であった。論告求刑で検察は懲役3年という、執行猶予がつく上限を出した。証言内容も微妙なものだった。

「覚せい剤をやめたい。しかし自分の意志だけではやめることができない」

   ASKAは起訴事実をすべて認め、覚せい剤とのかかわりを素直に話した。それによると、覚せい剤の使用は2010年ころからで、作曲で夜中も起きているために医師から眠気覚まし薬を処方されていたが、それが効かなくなったからだったと話した。薬物は複数の暴力団関係者から入手していた。

厳しい判決を

   1年ほど使うのをやめていたが、4月から再び使い始めた。「やめたくてもやめられない」状態だったと明かした。MDMAは今年3月からだが、「以前は?」と聞かれ、「20数年前にロンドンで」と答えた。

   5月に愛人(37)とともに逮捕され、ともに尿や毛髪から覚せい剤が検出されたとされる。愛人は別の公判で覚せい剤の使用を否認、無罪を主張している。この日の公判でもASKAは愛人の覚せい剤使用を強く否定した。検察官の「食べ物にいれたとか」という質問に、「そんな卑怯なことをしたことはありません」といら立ちを見せた。

   愛人については「大事な存在」と答え、「大事で好きだということですか」については「はい」。これには法廷内も「エッ!」という反応だった。「関係はこれからどうするのですか」と聞かれると、「ここで話すのは無理です」と話した。

   弁護側から情状を訴えるとみられていた妻は出廷せず、「夫が健康だった頃に戻ることを願っています。家族とともに支えていきたい」というメッセージを弁護人が読み上げた。

   裁判官から「いいたいことはありますか」と問われ、用意したペーパーを読んだ。「恐ろしい覚せい剤をやめたい。しかし自分の意志だけではやめることができないと思っています。立ち直るためにも引き続き治療をしていきたい」「ファンの皆様、関係者の皆様にこころよりお詫び申し上げます」

   傍聴したファンの1人は「淡々としていて、心をどこかに置き忘れてしまったのかなと」という感想だった。お詫びも心に響くものではなかったという。

妻は出廷せず、愛人を「大切な存在」―裁判官の心証悪い?

   この日の公判について、田中喜代重弁護士は「求刑3年は重いですよ。執行猶予がつく上限。愛人と妻との関係でも裁判所の心証は悪いと思います」。愛人とのことは弁護士から「いうな」といわれていたはずで、身近な人の支えがないと保護観察処分がつく可能性があるという。

   吉永みち子(作家)「長い目でみて、判決は厳しい方がいいんじゃないでしょうかね」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「実刑の方が本人のためにいいかも」

   裁判はこれで結審し、ASKAはこのあと千葉市内の医療施設に入った。判決は来月12日に出る。

   それにしても、いつもの騒ぎだ。21席の傍聴券を求めて2646人が並んだ、126倍だ。テレビカメラを入れて別室で多数の人に見せることがどうしてできないのか。裁判報道はいまだに似顔絵と作り映像が当たり前で、この日の「モーニングバード!」は法廷のセットまで作った。何という無駄な労力。司法関係者の頭の中はいまだに明治時代そのまま。声をあげなければずっと続く。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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