2018年 9月 25日 (火)

<マンスリーTV「神の通信簿」(日本テレビ系)>
加山雄三 絶対見てほしくない33年前の失敗ドラマ!爽やか若大将風「ブラックジャック」―新聞も酷評

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   世間では天才=神と評価されている人たちの知られざる失敗作、黒歴史を紹介してしまおうという、ちょっと意地悪な特番だ。今回はエンターテインメント界の神々の失敗作(通信簿「1」)である。

   最初の通信簿「1」は「加山雄三のブラックジャック」だ。33年前の1981年にテレビ朝日系で放送されていた連続ドラマで、原作は手塚治虫の漫画である。「加山雄三の」と冠タイトルになっているところですでにおかしい。

   ミステリアスな役をなんとか演じようとする加山だが、さわやかさ全開。そのまま「若大将」な感じで、まったく暗さがないのだ。当時の新聞からも「加山の『若大将』ファンと、原作ファンの両方を満足させようとしているところに企画の難しさがあったようだ」と同情を買ってしまうほどの哀れな出来だった。

小説家・村上龍は珍コメディー映画「だいじょうぶマイ・フレンド」で大ズッコケ

   最近は司会業もこなす小説家・村上龍は、映画監督をやったことが黒歴史だ。原作・脚本も書いた1983年公開の「だいじょうぶマイ・フレンド」は地球に来た宇宙人を描いたSFコメディなのだが、宇宙人(演じるのは映画「イージー★ライダー」で主演のピーター・フォンダ)の描写が突飛すぎた。

   地球へ真っ逆さまに落ちてきたり、サラリーマン風な格好というのも独特だが、悪の組織に捕まった時に繰り出した必殺技がひどかった。マスターベーションという技なのだが、この宇宙人の『射精』は弾丸並みのスピードという設定なのだ。この映画を見たら、村上龍のイメージが変わってしまうかもしれない。

   いまのイメージとのギャップが大きいものばかりで、番組としては楽しめた。(9月18日深夜0時59分)

鯖世 傘晴

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