サンゴ密漁船「急襲逮捕」海保特殊部隊がアクション映画さながらの制圧作戦

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プーチン政権にもいた「トンデモ女性幹部」大統領の精子配布、オナニー禁止法案

   昨夜(2014年11月13日)、ホテル椿山荘(昔のフォーシーズンズホテル)で行われた「フライデー30周年記念」のパーティに行ってきた。「ボールルーム」という大きな部屋に、私を含めた元フライデー関係者、フリーのライター、印刷関係、それに現役の編集部員が勢揃いした。部数が15万台に落ちているのに、こんな豪勢なところでやれるのは講談社の底力か。出てきたワインもなかなかのものだった。

   奥編集長は昔一緒にやっていた戦友だ。いつもニコニコと笑いながら難しい芸能プロダクションとのやっかいな交渉事をまとめてくれる大人だが、聞けば58歳になるという。こうなったら講談社初(たぶん)の還暦編集長になるよう頑張ってと激励。第2代編集長の寺島さん、鈴木哲さん、加藤(晴之)さん、秋吉さんなどの歴代編集長も顔を揃え、昔話に花が咲く。

   ガンにかかったと聞いていた鈴木俊男さんも元気な顔を見せ、旧交を温める。何人もの人から「週刊誌評毎週読んでますよ」と声をかけられた。フライデーには比較的辛口が多いので何かいわれるかと思ったが、安堵した。

   渡瀬役員に「フライデーはデジタル時代のキラーコンテンツを持っているのだから、紙をやめてWeb上に全部アップするという選択肢もある。週刊現代よりも生き延びる可能性はある」と話すと、考えてみますと頷いていた。

   きょう発売が30周年記念号の最終号となる。昨夜のパーティのような熱気はセクシーページ以外に見られないのが残念だが、少し紹介してみよう。

   プーチンロシア大統領の精子をロシア人女性に郵送し、出産した女性には特別手当を与え、男の子なら全寮制の施設に入れてエリート教育を受けさせる。そういう計画を、児童問題担当委員長のエレーナ・ミズリーナという議員が発言していると報じている。

   彼女は国立大学の法学博士で、昨年末には「女性のオナニー禁止法案」を議会に提出したという。オナニーは非生産的だから、全部の女性の部屋にカメラを設置して監視しようというものだ。議会のプーチン支持率は100%に近いという。皇帝とも現代のヒットラーともいわれるプーチン大統領なら、こんなこともやるのではないかと思わせるのが怖い。

   私はフライデー巻末の「突撃! 噂の行列メシ」の愛読者である。ここは比較的安価でボリュームのあるうまいメシが載っているのだが、今週は「東京・北千住『市場食堂さかなや』の海鮮丼」である。本マグロ、大トロ、生ウニ、タラバガニなどが山盛りで1944円(ランチ)。これはいってみなくては。

「あれは密漁ではない。普通は隠れてやる」石破大臣の正論!白昼堂々の盗人ども

   『週刊文春』は安倍首相と習近平首席が会談する直前に、小笠原諸島周辺に集まっている中国漁船と海上保安庁の特殊部隊との間で大立ち回りがあり、その成り行き次第では首脳会談が行われなくなる事態もありえたほど緊迫したと報じている。

   中国漁船たちの狙いは高価で貴重な「赤サンゴ」の密漁である。1度来れば少なくとも3週間は海域に居座り赤サンゴを採っていくのだそうだ。

   それが起きたのは10月5日。朝、小笠原諸島のある港から出向した漁船の船長は、日本の領海内で赤サンゴを採っている中国漁船を見つけた。その直後、激しい爆音が聞こえた。ヘリコプターが中国漁船に向かってすさまじい勢いで直進し、ヘリコプターの大きな機体が中国漁船に突っ込んでいった。

<中国漁船の甲板にいた数人が吹っ飛ばされたのと同時に、ヘリコプターからロープが放り出される。即座に、何人もの黒ずくめの者たちがロープを伝って中国漁船に降下してゆく。(中略)
   甲板に降り立った『黒ずくめの男たち』の動きは速かった。先の長い、銃らしきものを構えたまま、あっという間に中国漁船の至る所へ突入。信じがたいスピードとアクション映画のような技で、次々と船員たちをなぎ倒してゆく姿が見えた>(週刊文春)

   こうしてSSTといわれる海上保安庁の特殊部隊は領海内で赤サンゴを密漁していた中国漁船を急襲して制圧。船員たちを横須賀へと連行したそうだ。SSTについて軍関係者の間で知られているのは、関西国際空港の警備部隊とフランスからのプルトニウム運搬船警備部隊を合体し、1996年に創設されたという事実だけだ。

   安倍首相を直接補佐する官邸の政府関係者にこの事実をぶつけたという。<「恐れていたことが起こらなかったことに深く安堵した。なぜなら、今回の中国漁船への対応は、日中首脳会談の実現の成否を握っていたからだ」>

   もし日中が衝突して犠牲者が出れば、首脳会談は吹っ飛びかねなかったというのである。

   しかもSSTが中国漁船を急襲したのはこの日ばかりではないようだ。石破茂地方創生・国家戦略特別区域担当大臣は、こうした違法な漁船をとり締まるための法改正が必要だとし、こう話す。<「いま小笠原諸島周辺で行われている行為は、密漁なんて言わんでしょう。普通は隠れてやるものですが、あまりにも白昼、堂々とし過ぎている」>

   私も中国漁船のサンゴの密漁は見逃すべきではないと思う。サンゴが少なくなればそこに生息している魚たちの生態系も変わってくるから、日本の漁師たちには死活問題である。こうした輩に毅然とした態度で臨むのは国として当たり前のことだ。それで中国側が何かいってくるのなら、わが国は盗人を捕まえただけだといってやればいい。こんなことで中国側に遠慮することなど、私もないと思う。

「安楽死」「尊厳死」賛成68・8%―週刊文春メルマガ会員アンケート

   アメリカ人女性のブリタニー・メイナードさん(享年29)が11月1日(現地時間)、医者から処方された薬を飲んで自ら命を断ったことが話題になっている。彼女は「愛する家族、友人よ、さようなら。世界は美しかった」とFacebookに書き残した。

   ブリタニーさんは末期の脳腫瘍になり、今年4月に余命半年と宣告された。その後、自宅のあるカリフォルニア州から、医師の「自殺幇助」による「安楽死」が法的に認められているオレゴン州へと引っ越した。若い彼女が安楽死を選択することをウェブ上で公にしたため、生前から全世界の関心を集めていた。

   日本では終末期に「尊厳死」を選択するか否かは、本人の意思確認ができれば認められる場合があるが、「安楽死」は認められていない。尼崎で開業医をしながら、日本尊厳死協会の副理事長を務める長尾和宏医師が2つの違いをこう解説する。

<「ブリタニーさんの死は、英語の『Death with dignity』を直訳して、『尊厳死』と一部のメディアで報じられました。しかし、これは医師が薬物を使って人工的に死期を早めるという、いわば医師による自殺幇助で、日本では『安楽死』と呼んでいます。
   一方、日本での『尊厳死』とは患者の意思により、たとえばがんの終末期などに延命措置を行わない、または中止して自然死を待つことを意味します。自然な経過に任せて最期を待つか待たないかが両者の違いといえます」>

   週刊文春はメルマガ会員1143人に尊厳死、安楽死について聞いたという。すると、安楽死にも尊厳死にも賛成という意見が全体の68.8%にもなった。理由としては、身近な人の死を経験して「人間らしく生きる」ということについて考えたためという回答が多かったそうだ。

   現在、難病と闘い切実な思いで病と向き合っている51歳の女性の言葉には胸打たれる。<「医師から、そう遠くない未来に全身が動かず寝たきりになり、失明し一切の光をも失うことを宣告されている。何も見えず、指先すら動かせない未来の自分の姿を考えると、ごく自然に『死』という選択肢が浮かぶ。自分の意思で体が動かせない状況を受け止めながら生きることをなぜ他人に強要されなければならないのか。穏やかな表情や精神状態を保てるうちに、大切な人たちに落ち着いて『さようなら』と言える権利が私は欲しい。苦痛に歪む姿を家族に焼き付けたくない」>

   私にも忘れられない思い出がある。親しくしていた有名ノンフィクション・ライターが、医者に行くカネもなくなり事務所で倒れ、担ぎ込まれた病院で末期がんと宣告された。それからさほど経たないうちに激しい痛みが始まり、ベッドの中でのたうち回るようになった。小康状態の短い間は私と話ができるが、ほとんどは痛みのために苦しみ、モルヒネもあまり効かないようだった。

   奥さんとは離婚状態で見舞いにも来てくれず、ベッドの上に「あなた頑張って」という奥さんからのFAXが貼られていた。結局、苦しみ抜いて数日後に亡くなったが、死をどう迎えるのかを私に真剣に考えさせることになった。

   必ず来るその日をどう迎えるのか。認知症にならないうちに「遺言」を書き始めようか。

国によって違う「あの時の女性あえぎ声」絶叫が多いアフリカ、控えめな中国...

   話はガラッと変わる。『週刊ポスト』のセックス記事に見所あり。今週はセックスの時の女性の「あえぎ声」に注目している。生物学的な研究では、あえぎ声は人間特有のものとされているそうだ。動物行動学研究科の竹内久美子氏はこう話す。

<「人間以外にあえぐ動物というのは聞いたことがありません。唯一、アカホエザルがオーガズムを感じた時に『ホォ~』という声を出すくらいで、同じ霊長類のチンパンジーでも、交尾中には声を出しません。(中略)
   動物のなかで、人間だけが隠れて性行為を営むことが関係しているのではないかと考えます。(中略)
   白昼堂々、公然と交尾をする他の動物と違って、人間は隠れてセックスする。必然的に精子競争の機会が失われてしまいます。そのため本能的に、良い精子を求めようと声を発しているのではないか。男性にあえぎ声を聞かせることで興奮させることはもちろんですが、他のオスと続けて性交し、精子競争を引き起こさせようとする動物的本能の名残ではないかと考えます」>

   女は声を出すが男はあまり声を出さないのはどうしてなのか。脳科学者の塩田久嗣氏はこう解説する。<「感覚を司る右脳と思考を司る左脳を結ぶ神経の束である『脳梁』は、一般的に女性の方が太い。男性は感情を抑制する前頭葉の底の部分が女性より大きい。その結果、刺激や快楽の信号を多く受け取る女性が感情を表出させやすい一方で、男性は気持ちいいという感情を抑制するという傾向があります」>

   よく女性のあえぎ声は本気の時と演技している時では声音が違うといわれる。本気のあえぎ声を見分けるにはどうしたらいいのか。女性たちがこう話す。<「最初に乳首を舐められた瞬間には自然に声が出ちゃう。下着の上からクリトリスをなでられた時とか、挿入の瞬間とか。その時に出るのは本物だと思います」(既婚OL・33)

   「顔を見ればいいんですよ。すごくよがっていれば、眉間やおでこにしわが寄って決して美しくはない(笑い)。『見られる』ための顔を作っていたら間違いなく演技でしょう」(主婦・42)>

   官能小説評論家の長田守弘氏によれば、時代によってもあえぎ声は違うという。江戸時代の枕絵(春画)にはあえぎ声も添えられていたそうだ。代表的なものを紹介しよう。

「あれよあれよ」
「スーハー、スーハー」
「ソレソレ」
「きくきく」
「まちやんせ、わたしもアレアレ」

と実に多彩である。国によっても違うというのは「体験レポ 在日外国人女性のセックス 51カ国、5000人を『制覇』した男の記録』(光文社刊)の著者でフリーライターの出町柳次氏である。

<「例えばタンザニア女性とセックスした時、彼女は『サンクス!サンクス!』と「ウォー」という絶叫を繰り返していました。日本での男性経験がなくて感謝されただけかもしれませんが(笑い)、絶叫するのはアフリカの女性に多かったですね。ロシア系も最初はロシア語で静かに、自己暗示にかけるように『気持ちいい』『もう少しよ』などと呟いていましたが、そのうち『ワーッ!』とか『オオ~ッ!』とこちらも絶叫系になり、思わず口を手で塞ぎました。(中略)
   イスラム系の女性は唇を噛んで快感を抑える傾向がある。インドネシアのバツイチ40代女性は『ハン...ハン...』とため息を漏らす程度でした。アジア系では中国人が控えめ。20代の中国人留学生との経験がありますが、『アーン』『気持ちいい』と日本人をオブラートに包んだ感じでした」>

   今度いたすときは、これを参考に「本気か演技か」をしっかと見定めようではないか、ご同輩!

「談志が死んだ」から3年...出色の1冊が出た!天空で志ん生、三平などと再会

【蛇足】私の知人・弟子吉治郎氏(ペンネーム)が「天空のネタ下ろし 立川談志 鬼不動』(河出書房新社)という本を上梓した。この原稿、実は私のところへ彼が持ち込んできたのだ。彼は中部日本放送の制作の人間で、上岡龍太郎の弟子となり、立川談志とも親しくするようになる。

   その彼が、自分が死んでから天空で立川談志や古今亭志ん生、三平などと再会するという「夢」を書いたものだが、これが大変おもしろい。中でも談志が何としてもやりたかった創作落語「鬼不動」を完成させ演じるクライマックスがとてもいい。

   もちろん「鬼不動」は作者の創作だがとてもよくできていて、思わずホロリとさせられるのだ。週刊新潮で立川談四楼さんがこの本の書評をやっているが、最後に「今、著者が渾身の思いで書き上げた鬼不動を演じてみたいと思う自分がいる」と書いているほどだ。

   立川談志が亡くなってから3年が経ち、その間に談志本は数多く出されたが、これは間違いなくベスト1だと思う。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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