2018年 7月 19日 (木)

未来に残したい日本の伝統的な食事...実践してるのに伝える相手がいない一人者

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   来年はいよいよ年女となる。いよいよって、つい言いたくなってしまうなぁ、36歳ともなると。それにしても、テレビや雑誌などで同年齢の人物が出ていると、大変失礼ながら、おばさんだな、おじさんだなという人が増えてきた。30歳を過ぎてから5年も経ったなんて自覚がないので、思いっきり己のことを棚に上げての上から目線ってやつだ。

   このように、精神的に成長することなく、贅肉、シワ、シミという仲間だけが成長していく日々が過ぎていく。かといって婚活に励むわけでもなく、未だにいつかイイ人が現れると思っている呑気さである。

何から何まで完璧なおねえ様ディレクターのひとり暮らし。唯一足りないのは...

   こうした女性はテレビの現場には多い。男性ディレクターの多くが既婚者なのに、女性ディレクターは独身がワンサカ溢れている。もうすぐアラフィフですかっていう女性や私含めて30代の予備軍がいっぱい。そして、たいていが仲良しで、女同士でつるんでは飲んでいる。

   ここで面白いのがおねえ様世代の家は、インテリアも充実していて、食器にもこだわりを持ち、使う野菜は有機野菜で調味料はお取り寄せ...といった人が続出していることだ。自宅に招かれて遊びに行くと、その調度品の美しさや料理の腕前に驚く。仕事人間と思っていた彼女が、こんなにプライベートも充実させているなんて!雑誌に紹介されそうな整理整頓が行きとどいた部屋で、絶品料理をいただく。完璧だ。美しい。かたわらにはこちらに無関心な猫がのんびりと寝ている。まさに女の一人暮らし。足りないのは、男の匂い、影がまったくしないことだけだ。

   後輩女性たちがおねえ様の家に集い、深夜までどんちゃん騒ぎをして、そのまま雑魚寝するもよし、タクシーを飛ばして帰宅するもよし。とにかく自由に使わせてくれる。ただ一つ注意されるのは、時間をかけて買いそろえた民芸の家具や食器だけは傷つけないようにしてほしいということだけである。

   なんの番組だったか、和食で食育を広めている人にこの話をしたことがある。彼は出汁のとりかたや魚の食し方すら知らない日本人に、もう一度、和食の良さを伝えたいと奔走している。家族で食卓を囲むことが大切で、親が子供に味を教え、食べ方を学ぶ場ともなる家庭料理をもっと大事にして欲しいと説いている。お米の炊き方次第で料理はもっと薄味になり、本来の和食に近い形になるのだと、全国各地で講演活動もしている。そんな彼に、私たち世代が全国から食材を取り寄せ、未来に残していきたい日本の伝統的な食器や調理器具を使って料理を楽しんでいることを褒めていただいた。

番組で伝えられても実生活で実現できない未婚のプロたち

   だがしかしである。ハタと気が付いた。こうやって日本文化の良さに気が付いて、取り入れている女性はものすごく多いが、そういう女性の多くが未婚のプロだということ。趣味にお金をかけることが生きがいのひとつとなっている彼女達をとがめる人はいない。そうした女性が日本文化を大切にしようと消費活動を支えているのだが、それを未来につなげていく手段を持ち合わせてはいないのだ。メディアの人間だから世間に発表することはできても、家レベルでは伝える相手がない。なんという皮肉なんだろう。

   予備軍の私はまだゆとりある生活には程遠いけれど、いつの日か同じ道をたどるのだろうか。やはり来年こそは本格的に婚活とかやらないとマジでヤバいのかもしれない。

モジョっこ

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