「イスラム国」交渉に3ルート。トルコ・ヨルダン経由でODAと引き換え

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   イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件のタイムリミットが迫る中、「あさチャン!」は後藤健二さん(47)と見られる人物の目撃情報を伝えた。

   ロンドンにあるシリア人権監視団のラミ・アブドルラフマン所長はきのう22日(2015年1月)、「われわれの協力者がビデオ公開の10日前に、シリア北部で日本人を見た。ビデオの左側の人物だった」と語った。アレッポ北東のイスラム国支配地域にある監視の厳しい施設で、後藤さんはビデオのオレンジ色の服ではなく普段着だったという。

フリージャーナリストの常岡浩介氏「私が行ってもいい」

   中東研究の高橋和夫・放送大学教授は3つの交渉ルートをあげる。1つは日本人ルートだ。イスラム法学者の中田考・元同志社大学教授やイスラム国と接触してきたフリージャーナリストの常岡浩介氏のパイプである。中田氏は記者会見でイスラム国とコンタクトをとれると語り、その場からアラビア語で「72時間は短すぎる」と呼びかけた。常岡氏は「イスラム国と直接対話するしかない」と、必要なら現地へ行く考えを表明している。

可能性が高いのは・・・

   2つ目はヨルダン・トルコルートだ。ヨルダンの首都アンマンは地理的にも情報が集まりやすく政情も安定している。ヨルダン軍の空軍パイロットが拘束されており、何らかの交渉ルートを持っていそうだ。トルコは昨年6月に拘束された46人の人質を3か月後に解放した実績がある。日本との関係も良好だ。

   高橋教授は「トルコやヨルダンが拘束するイスラム国要員と日本人人質を交換し、日本政府が両国へのODAを増額するやり方は、外交の世界ではあり得ることだ」という。

日本のゼネコンや商社に旧フセイン時代からの人脈

   3つ目はフセイン政権残党ルート。イスラム国にはイラクの旧フセイン政権時代の軍や官僚組織の幹部として人材が流れ込んでいる。イラクでインフラを建設してきた日本のゼネコンや商社の人脈をたどって交渉するのはどうかと高橋氏は指摘する。

   キャスターの齋藤孝「ヨルダン・トルコルートの可能性が一番高いのではないでしょうかね」

   司会の夏目三久「トルコの人質をクッションにするということですね。人質2人が早く返ってきて、見たこと、聞いたことを伝えてほしい」

文   あっちゃん | 似顔絵 池田マコト
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