マイケル・ムーア「『アメリカン・スナイパー』酷い映画だよ。差別を助長してる」で物議

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   クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」は、イラク戦争で狙撃兵として数々の勲章を手にしたクリス・カイルの自伝を映画化しもので、アメリカでは映画館が大入りとなっている。封切りから3週で2億ドル超を稼ぎ出し、オスカーでも6部門にノミネートされている。

   これにマイケル・ムーア監督がケチをつけた。ツイッターで「叔父が先の大戦で狙撃兵(スナイパー)に殺されたが、後ろから敵を撃つ狙撃兵なんてヒーローでも何でもない。ただの臆病者だ」と書いたのだ。メディアも肌合いがまったく違う2人の反目を面白がって囃している。

監督のクリント・イーストウッド「お前を撃ち殺す」

   ムーアは「僕はイーストウッドの新作映画が嫌いだとはひと言も言っていない」と語っているが、10年前の全米批評家協会賞の席でイーストウッドから「もし俺の玄関先にカメラを担いで現れたら殺してやる」と冗談半分、本気半分に脅されたエピソードを暴露した。ムーアは自分でカメラを担いで突撃撮影して、習社会を告発する映画などを発表している。一方、イーストウッドは国民が銃を所持する権利を主張する共和党員だ。

   ムーアは「『本気だぜ。お前を撃ち殺す』と言われたよ。まるでダーティーハリーだ。(アメリカンスナイパー)は歴史の真実を書きかえる酷い映画。ハリウッド的単細胞ストーリーで、アラブ人=悪という差別感情を生む」と批判している。

Noriko Fujimoto

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