2024年 5月 4日 (土)

「少年法」無意味化するネットの「名前・写真」拡散!改正すれば犯罪減るか?

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これまでも厳罰化進めてきたが・・・

   20歳未満の加害少年に対し、少年法は更生や社会復帰を重視し量刑の緩和などを配慮している。しかし、未成年者による凶悪事件が起きるたびに、厳罰化へ向けて法改正が行われてきた。07年の改正では少年院送致を「14歳以上」から「おおむね12歳以上」に引き下げ、14年には18歳未満の有期刑の上限を「15年」から「20年」に改めた。ただ、厳罰化すれば少年犯罪が減少するわけではなく、実際には凶悪化が進んでいる。

   社会学者の古市憲寿は「少年法を改正しただけで事件を防げると思うのは短絡的ですよ」といい、宋美玄(産婦人科医)は「少年法には更生させ社会に戻す役割もあるので、どんどん厳しくすればいいというものでもない。今回の事件では、犯人グループが置かれた環境とかバックグラウンドを分析し、どうすれば少年犯罪を減らせるか考える必要もあると思います」と話す。

文   モンブラン
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