上村君殺害でいまだ拡散!「犯人にされた無関係少年たちの名前と写真」

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   神奈川県川崎市の河川敷で中学1年の上村遼太君(13)が殺害された事件で、真偽不明の「犯人情報」がネット上でいまも拡散されている。お笑いタレントのスマイリーキクチさんは以前、ネット上で「殺人犯」といわれたことがある。1980年代に東京都内で起きた女性殺害事件に絡んで犯人の1人として名指しされた。スマイリーさんは当時を語る。

「やっていないなら証拠を出せ、事実無根なら死んで証明しろというんです。検索すれば、山ほど出てくるんです」

   サイトの運営者に削除を依頼したが、「どんなことが書かれているかをネットユーザーが知る権利があるので消せない、事実無根を証明しなければ削除に応じられない」といわれたという。その間、次から次に書き込みが続き、約10年にわたり誹謗中傷に苦しめられた。

「大きな事件になればなるほど必ず起きてしまう。(後になって)『違います』ではもう済まないんですよね」

見ることによる加担

   司会の羽鳥慎一「事件の残虐性とその不確実な情報が拡散してしまうんですね」

不確実な情報

   コメンテーターの宮田佳代子(城西国際大学客員教授)「発信している側だけでなく、受ける側も加担しているんです。見ることで検索の数量が上がるので、話題としてはアップするのだから。そこにも問題がありますよ」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「ネットにあげている人は正義だと思っているかもしれないが、匿名性の陰に隠れた魔女狩りのようなものです。プロバイダーなどの組織が任意団体をつくって、削除や被害者の救済に取り組んでほしい。権力の側からでなく自浄作業でやってほしいと思いますね」

文   一ツ石 | 似顔絵 池田マコト
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