収録後にブローカー役「こんなもんですか?」
中間報告によると、ブローカー役、多重債務役に記者が「10分~15分やり取りしてもらい、お金の工面のところのやり取りをもうちょっと補足で聞きたい」などの演技指導ともとれる発言が収録されていた。やり取りの終わりには、ブローカー役が「こんなもんですか?」と話す声も収録されていたという。
これではやらせがあったと見られても否定できまい。取材した阿部祐二レポーターは「(NHK記者が)スクープ性を狙って取材結果を出したいと思ったのが分かった」という。
看板のドキュメント番組で起きた記者の不祥事、どう決着をつけるか注目したい。