2024年 5月 2日 (木)

スーパーからバター消えた!輸入は業務用のみ・・・農水省系団体が利権独占

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TPPで国内酪農家いなくなる?

   農水省系の「農畜産業振興機構」が輸入バターの数量について権限を独占しているうえ、輸入バターの関税は一定数量まで高い一次税率(35%)を課し、その枠を超えてもさらに2次税率(29.8%+179円)を課すという不可思議な構造になっている。

   コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)「酪農の未来を考える非常に象徴的な問題ですよ。TPP交渉次第では酪農に参入する人が少なくなるし、場合によってはほとんど輸入品になってしまう」

   円安によるエサ代高騰で廃業する酪農業者が増えているが、飼料を輸入に頼っている現状ではそうした選択もやむを得ないが、構造上の問題も無視できない。それでも消費者に供給できないなら、家庭用バターを輸入自由化し関税ゼロにするのも仕方がなかろう。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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