2018年 9月 25日 (火)

年金情報125万件流出!振り込め詐欺に悪用の心配...マイナンバー大丈夫か

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   年金受給者や加入者の基礎年金番号など大事な個人情報が大量に流出した。日本年金機構が1日(2015年6月)に明らかにしたもので、被害は125万件だが、さらに増える可能性がある。

   サイバー攻撃を受けたのは一部職員にだけ閲覧が限られている情報系システムだった。職員が5月8日、ウイルスの入った電子メールに添付されたファイルを開いたため個人情報を管理するシステムが感染し、不正アクセスが行われた。年金機構は不正に気付き全職員に注意を喚起したが、複数の職員が18日までに同様のメールを開きウイルス感染が拡大した。

   年金機構には不正アクセス防止のためにパスワードを設定する内部規定が、125万件のうち約55万件については未設定だった。

ずさん管理の旧社会保険庁職員がいまだに担当

   流出した個人情報の内訳は、基礎年金番号と氏名3万1000件、番号・氏名に生年月日を含めたものが116万7000件、これにさらに住所を含めたものが5万2000件という。

   コメンテーターの野村修也弁護士(中央大法科大学院教授)「流出した情報が振り込め詐欺に使われる可能性があります。年金機構の前身の旧社会保険庁の時代に5000万件の年金記録が紛失した問題がありましたが、いまの年金機構はその旧社会保険庁から移った職員たちが仕事をしている。組織全体に個人情報に対する甘さがある可能性が考えられます。

   来年はマイナンバー制度が導入されるので、今回のことについてはきちっと原因究明し体質改善することが大事だと思います」

   マイナンバー制の手続きはこの秋から始まり、取得しないと年金受給や行政サービスを受ける時に不便が出るだけでなく、就職・転職もできなくなる。政府は情報管理に万全を尽くすと説明しているが、アテにならないことがはっきりした。

文   モンブラン
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