「ダブルケア」お母さんヘトヘト!育児と親介護に追いまくられ・・・41歳で4割

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   「ダブルケア」で悩んでいる女性が増加している。育児と親の介護を同時に抱えてしまうことで、「現在6歳以下の子供を持つ母親1900人を対象にした調査では、およそ4割がダブルケアの当事者になると見込まれています。その平均年齢は41歳でした」(近藤泰郎アナ)

子どもの送り迎え、掃除、洗濯、食事つくり、病身の親の世話・・・

   横浜市に住む井上恵さんは、夫と3人の子供と母親の6人暮らしで、一番下の娘は1歳8か月で手がかかり、母親の智子さん(72)は車椅子生活だ。朝、長男と次男が学校・保育園に行き、母親がデイサービスに出かけた9時半からコマネズミ状態になる。

   朝食の洗い物から掃除、洗濯、長女の育児、昼食とおやつの準備、午後3時半には長男が戻り4時半は母が戻る。おやつを食べている間に井上さんは母の薬の整理をする。目が不自由な母の薬は1回づつ小分けしなくてはならないからだ。母が戻るとすぐ長女の手を引いて家を飛び出す。次男の保育園に4時45分までに迎えに行く。

   夕方5時半、母の介護についてケアーマネージャーと母を交えた打ち合わせをしている間に、子供が喧嘩をして泣き叫んでいる。打ち合わせを中断してお守をして、6時には夕食の準備。夜7時に家族で夕食。片付けと子供のお風呂の後に着せ替えで就寝は12時を回っていた。

行政の支援ほとんどなし

   「子供に親にともう手一杯ですし、私が倒れる訳にはゆかない。誰か少しでも見ている人がいれば助かるんですけれど」と井上さんは溜息をついた。

   近藤アナ「一番大変だったのは、おばあちゃんが倒れて入院した時でした。病院に子供は行けない、保育園も急の頼みに対応できない。結局、おばあちゃんは救急車に一人で乗って、井上さんが病院に駆けつけられたのは午後だったそうです」

   横浜市ではダブルケアの経験者の話を聞く場を設けるなど対応を進めているが、まったく行政が追い付いていないのが実情だ。

(磯G)

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