ハンガリーのテレビ局「女性カメラマン」難民女児に蹴り!本音は「早く出ていけ」

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   シリアやイラクからドイツを目指す難民で欧州の混乱が続いているが、衝撃的な映像がネットに流れた。警官の手を逃れようと走る難民の子どもにテレビの女性カメラマンが蹴りをいれていた。

   映像が撮られたのはハンガリー南部のロスケというセルビア国境の町、といっても一面の畠の真ん中だ。セルビアから国境を越えた難民の一団が警官の制止を振り切って一斉に走り出した。大勢のテレビ、スチルのカメラマンがこれを追う。そのなかにジーンズ姿でテレビカメラを持った女性がいた。彼女はいきなり10歳くらいの女児のひざのあたりに蹴りをいれていたのだ。女児は父親らしい男に手を引かれて転びはしなかったが、かなり痛そうにしていた。

   さらに、子どもを抱えた男性が警官の手を振り払って走り去ろうとすると、女性カメラマンは足をのばして男性を転倒させた。男性はかかえた子どもの上から落ちるように転倒し、子どもが下敷きになりはしないかとひやりとさせる映像だった。

ネットでは「許せない」「なんていうことだ!」

加藤:蹴ってる

   この映像はネットでたちまち拡散し、女性の身元もわかった。ハンガリーのインターネットテレビ局のカメラマンで、名前や顔がはっきりわかる写真がネットに出た。「許せない」「なんということだ」という声が起こったのは当然だろう。

   テレビ局もこの女性をクビにしたという話だが、ハンガリー国民の心情はむしろこの女性に近いのかもしれない。今のところ移民に寛容なのはドイツで、受け入れシステムまで作っている。難民がドイツを目指すのもそのためなのだが、そのドイツですら難民用に改装を予定していた建物が放火された事件も起こっている。

   EUは加盟国全体で受け入れの分担をはかりたい意向だが、足並みはそろっていない。ドイツ以外は受け入れたくないのが本音だ。まして東欧となると、中東との長い歴史に根ざした民族感情は複雑で、日本ではなかなか理解しにくいものがある。

中東と東欧の複雑な民族感情

   司会の加藤浩次「明らかに意図的に蹴っていますよね」

   坂口孝則(経営評論家)「ハンガリーは難民を受け入れないとしているんですね。その国の姿勢を現しているようなシーンです。近隣諸国は難民受け入れに協力するとしているので、これはハンガリーのイメージを落としました」

   加藤「たしかにそうですね」

   これで終わり。パリはあまりにも遠し、と歌った詩人がいたっけなあ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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