2018年 7月 22日 (日)

ずん・飯尾さんブレイクちょっと優越感!無名時代にラジオ番組でご一緒「絶対売れる」と確信

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   渋谷センター街を歩いていると、スピーカーから流れてきた音楽に足が止まった。先日仕事をしたばかりの売り出し中の歌手の新曲だ。おっ、プロモーションに力を入れているな、みんなに彼女のことをもっと知ってほしいなと少しニンマリした。

   きっとあの子は売れる。でも、その以前からからんでいた優越感に浸るのだ。ブレイク前の出演をきっかけに、ヒット歌手の仲間入りをしても番組に継続的に出てもらえるんじゃないかと。なぜそんなことを思うのかというと、出演してもらったのがラジオ番組だからだ。

テレビ番組企画書で名前見つけ「ほら、やっぱり」

   ラジオ好きの方はよく知っていると思うが、ラジオには旬の売れっ子がなかなか出ないことが多い。オファーしても受けていただけることが少ないからだ。理由はラジオの影響力の低さとギャラの低さ。テレビは出るけれど、時間を割いてまでラジオ出演する意義がどれだけあるか、芸能事務所も考えるのである。

   テレビほど知名度が広がることはなくても、固定ファンをつかみやすいラジオはパーソナルメディアとも言われ、出演者とリスナーの距離感がとても近い。出演者にとってもラジオはひとつの試金石である。テレビのように、ひな壇の中の1人という形はなく主役を張れるし、自分の言葉でしゃべることができる。ラジオにも進行台本はあるけれど、リスナーからのメールに対しては自分の言葉でしゃべり、次のコーナーへ移るにも段取る力がなければできない。だからからか、ジャニーズの若手やアイドルは売り出し時にラジオ番組を持たせ、その後もラジオを大切にする人は多い。

   先日、ラジオ番組でずっと仕事をしてきた芸人さんの名前をテレビ番組の企画書に見つけた。担当プロデューサーによると、あまり彼のことはよく知らなかったというが、最近のバラエティー番組の活躍で好きになったという。大御所芸能人に囲まれても、絶妙な間合いで面白おかしくいじりを返していく。下積み時代が長かったため、冷静に周囲を見て的確にリアクションできるのだ。

実力試される声だけの体験レポート!ずんのお二人はとにかく巧みだった

   実は、彼とはずんの飯尾さんだ。ラジオ番組制作時、筆者はディレクターとしてずんのお二人とよく仕事をさせていただいた。制作費が少ないラジオ番組、お二人と筆者という最少人数で動物園の裏側を見て回ったり、パクチー担担蕎麦なるものを食べたり、池袋で街頭インタビューをしたり、変わったエクササイズで一緒に汗を流したりと、そのほかさまざまなロケをしたことを思い出す。

   ラジオロケは出演者の腕が試される仕事でもある。声でしか笑いをとれず、リスナーの目となって説明しなくてはならない。飯尾さんは声もいい。渋く低い声が持ち味で、お声だけ聴いているとかなりかっこいいのだ。ナレーションなんかには少々クセもあって最適な気がするんだけれどなぁ~。

   売れる人を使うのがテレビだとすれば、売れるようになるための手がかりを作るのがラジオの仕事かもしれない。知名度を徐々にあげ、芸能人としての地盤を固めていく。誰がどう化けてブレイクしていくのかを、ともに作っていくラジオ番組制作はテレビでは味わえない面白さがある。

モジョっこ

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