中野の劇団員殺害犯・戸倉高広割り出した「1000人のDNA鑑定」警察の執念

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   昨年8月(2015年)、東京・中野区のマンションで劇団員の加賀谷理沙さん(当時25)が殺害された事件で、警視庁はおととい12日(2016年3月)、福島県の戸倉高広(37)を殺人容疑で逮捕した。捜査当局は加賀さんの宅近くに住んでいた男性約1000人のDNAを調べ、戸倉が一致した。

抵抗した被害者・・・爪の間に犯人の皮膚片

   加賀谷さんは激しく抵抗したと見られ、遺体や爪の間に犯人の皮膚片があった。警察は交友関係を重点に調べたが該当する者がなく、周辺の男性をしらみつぶしに当たったほか、事件後に転居した人も追跡した。

ついに割り出し

   戸倉は事件当時、加賀谷さん宅から300メートル離れたマンションに住んでいたが、9月上旬に実家のある福島に転居した。勤めていた新宿の会社は7月に辞めていて、「結婚する」と話していたという。今年2月中旬に警視庁の捜査員が訪ねてDNAの提供を受けた。

   戸倉は「(加賀谷さんを)知らない。行ったこともない。殺していない」と殺害を否認しているが、加賀谷さん宅から黒いリュックなど十数点がなくなっていたほか、エアコンのリモコンがなくなっていた。実は事件の2週間前、戸倉のマンションで女性の部屋への侵入事件があった。ドアに「性的暴行を加えたかった」「部屋を片付けろ 幻滅した」と落書きされていて、このときもリモコンが消えていた。

二人に接点なし・・・変質ストーカー

   戸倉が勤めていた会社は加賀谷さんのアルバイト先から300メートルだった。戸倉と加賀さんに接点はなかったとみられるが、通勤では同じ駅を使うこともあるなど、一方的に顔を知っていた可能性はある。殺害前日の現場近くの防犯カメラに戸倉に似た男が映っていた。

   司会の小倉智昭「1000人のDNA鑑定とは、警察の執念が実った」

   橋口いくよ(作家)「どうやったら防げたかなあ。東京へ出てきて、初めは警戒しているけど、鍵の閉め忘れとかが増えていくんですよ」

   山崎秀鴎(書家)「故意だとすれば、ストーカーかも。ただ、彼は(写真では)悪人の目をしていない。人は見かけによらないのかな」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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