GW人気「四国遍路八十八か所めぐり」今年は60年に1度のご利益5倍!

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   弘法大師ゆかりの霊場をめぐる「四国八十八か所のお遍路」がこのゴールデンウィークに人気だという。なにせ今年はご利益5倍なるというのだ。お遍路の全行程は1400キロ、東京から鹿児島までの距離だ。徒歩で巡れば50日はかかる。これを閏年に巡れば3倍、60年に1度の丙申の閏年に巡れば4倍、さらに逆打ちで巡れば5倍のご利益というのである。

   弘法大師が巡った時計回りは「順打ち」、案内板がない反時計まわりは難しく、これを「逆打ち」という。

宿坊、ホテル・旅館、バスツアー予約いっぱい

   それにはこんな言い伝えがあった。1200年前、疲れ果てた旅の僧(弘法大師)が衛門三郎という土地の長者の家に一夜の宿を求めた。長者はみすぼらしい旅の僧を見てすげなく追い返してしまったところ、長者の8人の子どもが相次いで亡くなった。旅の僧を追い返した報いと考えた長者は、僧のあとを追いかけたが会えない。逆回りで歩き続け、行き倒れ寸前にようやく僧に巡り合った。

   僧は長者に石を握らせ、「なにか願い事があるか」と尋ねた。長者は「生まれ変わって人の助けになりたい」といって息を引き取った。その翌年、あるところに手を握って開かない子どもが生まれた。ある寺に祈願したところ、開いた手から「衛門三郎再来」と書かれた石が出てきたという。

   その寺は道後温泉の近くにある51番目の札所の石手寺(愛媛県松山市)で、加藤俊生住職がゲスト出演した。「熊本地震への支援が話題になっていますが、この意味するところは、自分のことばかりを考えていた長者が逆打ちによって心が変わった。発心ですね」

   連休中は宿坊、旅館、ホテルは満杯、バスツアーの空きもないという。

文   モンブラン
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