「しつけの方法考え直さないと...」 大和くん「置き去り」の教訓

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   北海道・駒ケ岳山麓の山林で行方が分からなくなり、6日ぶりに保護された小学2年生の田野岡大和くん(7)が7日(2016年6月)、元気に退院した。大勢の報道陣に驚いた様子だったが、手を振って笑顔を見せ、質問にもはっきりと答えていた。

   先週金曜日(3日)朝、陸上自衛隊の演習場で見つかった時、5日間水だけで何も食べておらず、軽い脱水症状で、手足に擦り傷があり、体重も2キロ減っていた。が、市立函館病院に入院して4日、すっかり体力を回復していた。

寄せ書きを手にカメラに手を振る余裕も

   病院玄関に姿を見せた大和くんは、記者の質問に「今、何したいかな?」「野球です」「体の具合は?」「大丈夫です」「学校に行きたい?」「行きたい」と一つひとつ答えた。

しつけとはなんだろう

   大好きだという、日本ハム・ファイターズの帽子をかぶって、施設のお年寄りから贈られた、野球ボールの形をした寄せ書きを手に、カメラに手を振る余裕。

   「運動会、もうすぐだね」「はい」「楽しみ?」「楽しみです」。実は、学校の運動会は5日の予定だったのだが、大和くんのために延期されていた。

   退院と聞いて、大勢の人が病院に集まっていた。「いつ見つかるかと心配していた。孫と重なるから」「1人でずいぶん頑張ってくれたなと思って」など、お年寄りの姿も多かった。

中国、インド、ブラジル、ナイジェリア、ヨーロッパ各国でも報道

   ニュースは世界にも流れ、置き去りの是非をめぐって議論も起こり、子供を持つ親たちも、しつけについて改めて考える機会にもなった。

   司会の夏目三久「大和くんが元気でよかった。しっかり答えていたのが印象的でした。置き去りというので、海外にまで報道されましたが、退院も伝えられたとか」

   パトリック・ハーラン(タレント)「そう、検索したら、中国、インド、ブラジル、ナイジェリア、ヨーロッパ各国と、行方不明の時点から報道されていて、見つかった時は速報で流れた」

   夏目「しつけとはなんだろうと親が考えるきっかけにもなった」

   竹内薫(サイエンス作家)「5歳の娘をけっこう厳しくしつけている。今回のことで、子供は、親が考える以上に複雑で繊細なんだと感じて、しつけの方法を考え直さないといけないなと思っている」

   夏目「親御さんが思うより、しっかりしている」

   竹内「そうですね。リスク回避でも頑張っていてびっくりしました」

   学校へ戻るのだって、大人が余計な心配しなくていいのかもしれない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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