2024年 5月 5日 (日)

<帰ってきたヒトラー>
希代の独裁者が現在にタイムスリップ!ネットにハマって「他国を攻めるのにこんな便利なものないなあ」

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ヒトラーの熱狂演説「時代への苦言」的を射ている怖さ

   モノマネ芸人として認知されたヒトラーの現代に対する苦言は、庶民の気持ちの代弁にも聞こえる。ヒトラーがテレビで演説するシーンは胸に熱く迫るものがある。オリバー・マスッチの迫真的な芝居、監督のメッセージが人を動かす感動を生む。マスッチはヒトラーを演じることを躊躇ったが、監督の熱意に動かされて承諾したと語っている。

   世界は言葉でできている。良くも悪くも言葉を巧みに使う人間が人間を魅了し動かしていく。マスッチ扮するヒトラーは過去、現代、未来に語りかけているように、力の限りに熱論を繰り返す。狂ったように熱論を繰り返す。この演説シーンの感動は到底「言葉にならない」。

丸輪 太郎

おススメ度☆☆☆☆

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