小池百合子開き直り!「鳥越俊太郎は病み上がり」批判されると・・・選挙選とはそういうもの
「笑いながら見ていたけど、見終わったとたん、この人に投票したいという気持ちが混とんとしてきた」
都知事選の有力3候補が19日(2016年7月)昼、フジテレビのバラエティー番組「バイキング」に生出演し、これを見たコラムニストの深澤真紀がこう感想を漏らした。
鳥越憤然!「がんサバイバーに対する侮辱」
番組では、お笑い芸人が「増田(寛也候補)さんは大変お堅いイメージなんですが、バラエティー番組を見ますか」と聞く。増田は「他局でもよろしいですか。私は日曜日の『イッテQ!』が一番好きなんです。後は『なんでも鑑定団』をよく見ます」
このあたりまではまだ和やかだったが、候補者同士で質問をぶつけ合う場面になって空気が一変した。鳥越俊太郎が「小池さんに一つ、これはどうしてもちゃんと聞かないといけない。小池さんは街頭演説で『病み上がりの人を連れてきてどうするんだ』と言われましたか」
これは、小池百合子が17日の秋葉原での街頭演説で、「この人なら勝てるといって政策も何もない人、病み上がりの人をただただ連れてくればいいというものではないんです」と大腸がんなど4回の手術を体験した鳥越を揶揄したことを指している。
小池は「言ってないですよ」といったんは否定したが、続けて「もし言っていたなら失礼なことを申し上げて恐縮だと思います」と頭を下げたが、鳥越は収まらない。「失礼で済まされるんですか。僕に対する問題じゃないですよ。がんサバイバーという人は何十万人、何百万人といるんです。そういう人たちに1回がんになったらあなたは何もできないんだと決めつけたのは、あなたじゃないですか」
小池「これが選挙というものなんですよ、坂上さん」
むりやり振られて司会の坂上忍は「エーッ、急に振られましたね」とどぎまぎしていたが、これが選挙というものといわれると、選挙経験のない鳥越も二の句が継げなかった。
司会の小倉智昭「バラエティー番組に出たことは、今までと違ってよかったかもわからないですね」
デーブ・スぺクター(テレビプロデューサー)「3人の素顔を初めて見たといっても過言でない」