夏は口臭がひどくなる?気温上昇で悪臭の元凶ドライマウスや舌苔が増加
夏は口臭が強くなり季節なのだという。
駒村多恵アナ「気温が上がって口の中が乾くドライマウスや舌の汚れが広がるからです」
井ノ原快彦キャスター「夏は水分をたくさん取るので、乾いている印象はないんだけど・・・」
駒村「そうですよねえ。そこで夏の口臭を撃退する方法をご紹介します。
歯磨きするとかえって臭いは強くなる!?
鶴見大学歯学部の中川洋一准教授は「口臭の一番の原因は舌苔(ぜったい)です。舌の表面のデコボコに食べ物などのカスが入り込み、硫化水素が発生して、これが臭いの元になります。口臭を防止するには舌苔をきれいにするということになります」
水にぬらしたガーゼを指に巻いて舌を柔らかくこする。コツはどうしても前後に動かしがちだが、左右にもこする。突起物はさまざまな方向を向いているからだ。
もう一つの口臭の原因はドライマウスで、唾液の分泌を促すことで防止できる。ここからは2012年7月17日に登場したVTRが蔵出された。東京医科歯科大の川口陽子医師はこうアドバイスしていた。「舌の体操をおすすめします。口の運動をすると唾液腺が刺激されて分泌がスムースになります」
舌を頬に突き当て上下に動かす。これ左右5回ずつ。次に歯ぐきをなぞるように右回り、左回りを1回。これで唾液がジワーっと出てくることが分かるはずだ。
駒村「俳優のみなさんはキスシーンなどの前に歯磨きしたりしませんか。口臭を気にして。これがそうでもないんです」
中川准教授「歯磨きでどのくらい口臭が減るか調べてみたんですが、54人中20人が逆に口臭が増加になっていました。上の歯を磨くときに歯ブラシの柄が舌の表面をこすって、かえって臭い物質を口の中にぶちまけてしまうんですね」
デートの前に歯磨きして、「もう安心」と思ったら大間違いだったのだ
(磯G)