2024年 4月 27日 (土)

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自民党都連ドン内田茂いまや張子の虎!神通力失い小池知事の足引っ張れば世間から袋叩き

   ろくな政策論議もなく低調だった都知事選がようやく終わった。たぶん、頼りない男より女のほうがちったぁマシだという程度の軽いノリで、多くの有権者が投票したのであろう、小池百合子氏が圧勝し初の女性都知事になった。

   こうなったら小池人気を煽って視聴率や部数を稼ごうと、都議会のドンといわれる内田茂都議(77)と大立ち回りを演じさせるべく、メディアはあの手この手を繰り出しヒートアップさせている。まずは週刊ポストから。都庁のベテラン職員たちは彼のことを畏怖を込めて「神田大明神」と呼ぶそうだ。<「都の重要政策から副知事、局長人事まで、内田都議の承諾がなければ一歩も進まない」(都庁関係者)>

   都知事選に一番に名乗りを上げた小池百合子氏が推薦を得られなかったのは、「オレの言うことを聞かない候補はダメだ」と内田氏が反対したからだそうだ。

   対して小池氏は出馬会見の時、「(都連は)はブラックボックスだ」と語り、さらに、選挙中は都議会の冒頭解散、利権追及チームの創設を公約した。小池氏は「誰かにとって都合が悪い、もしくは不都合なときに捨てられるということが続いてきたように思う」といい、名指しこそしなかったものの、都議会のドンや一握りの幹部による都政運営を改め、「都民ための東京大改革を進めます」とツイートしている。

   一方の内田都議の口癖は「知事と議会は二元代表制なんだ」。二元代表制という言葉は憲法にも地方自治法にも出てこないが、知事と議会はどちらも選挙で選ばれる有権者の代表で、知事をチェックする役割の議会は知事と対等な力を持つという意味で使われるそうである。

<事実、都政は、たとえ都知事が何人交代しようと、127人の都議会に君臨するドンの意向に左右される議会の体質と構成が変わらない限り、改革が容易にできないという問題を抱え続けている>(週刊ポスト)

   内田流喧嘩の作法は、新米知事に就任初日から痛烈な先制パンチを見舞うことだそうだ。都政の絶対君主のように見えた石原慎太郎都知事でさえ、彼のために翻弄されたという。

   週刊新潮は小池新都知事が標的にするのは、ドンの次に都連の会長を長く務める石原伸晃氏。次が五輪組織委員会の会長・森喜朗元首相。標的の4番目は都議会。中でも築地移転問題を取り上げ、市場業者が大反対している豊洲移転は、土壌汚染調査や液状化問題に決着がついていないと都議会でこの問題に突っ込むことを考えているという。

   さらに、小池氏が抜けたために行われる10月23日投開票の東京10区補欠選挙に、若狭勝議員を出馬させ、官邸や自民党も標的にするかもしれないというのである。

   週刊文春では、若狭議員が元東京地検特捜部副部長だった経験を生かして「五輪利権」に切り込むと明言している。<「五輪予算は説明なしにうなぎ上りに増えている。私の経験では、利権が水面下で動いていることはあり得る。(東光=内田都議が役員を務める電気工事会社=筆者注の)入札の話など、刑事レベルにまで高めていって白日の下に晒したい。今後は東京で行われた入札情報を入手できるようになるのだから、不当な利益を得ている人がいるという事実を明らかにして、特捜部を動かしたい」>

   内田都議にとって厄介な助っ人が小池陣営についたものである。

   こうした週刊誌報道を読む限り、小池都知事の『敵』はもはや「張り子の虎」ではないかと思う。なぜなら、ドンといわれる人間はこれまでも多くいたが、ロッキード事件のときの児玉誉士夫を見てもわかるように、その存在が明るみに出て表舞台に引きずり出されれば神通力を失う。

   メディアによって内田都議は最凶のヒールになってしまった。彼が小池イジメをはじめれば、都民やメディアの多くを敵に回すことになる。内田都議は当面、小池都知事と『和睦』するしかないはずである。小池都知事は週刊誌に感謝すべきであろう。

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