ドバイでホームステイの夏休み!気楽なようでなかなかに緊張・・・自分の無神経ぶり痛感

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   この夏休みの旅行先はドバイ。在住5年になるという友人の知人の家だった。夏休みに何の予定もなかった私と友人だったが、友人が「行ってもいいか」と聞いたところ、ドバイからOKが出たので行ってきた。滞在中、ホテルに泊まったのは1泊だけで、ほぼホームステイ状態。友人の知人宅ということで、私は初対面でいきなり自宅に泊まらせてもらうことになった。

家主に声かけず勝手に朝食

   それにしても、ホームステイはなかなか緊張するものだ。「好きに使っていいからね」という言葉をどこまで信じればいいのか。冷蔵庫は勝手に使っていいのかしらん。毎回、ドギマギしながら「冷蔵庫開けま~す」と独り言のように言ってみる。食器を戸棚に戻す際も、勝手に置くと迷惑をかける。なんとなくここかなあと配置をにらんでそっと食器を戻す。

   「好きに過ごしていいからね」という一言も解釈が難しい。朝食時、家主の姿が見えなかったので、私達が勝手に食べていたら、「一緒に朝ごはんを食べたかった」と少しさびしそうに言われてしまう。「本当にごめんなさい。まだ寝ているのかどうかわからなくて」と2人でゴニョゴニョ言い訳する。お世話になっている方を差し置いて朝食を食べるなんて、よく考えたらとんでもなく失礼なことをしてしまった。

   そこで家主の彼女が教えてくれた。部屋のドアが開いている時は活動しているサインで、声をかけてもOK。部屋のドアが閉まっている時はプライベートの時間なので、声をかけてはいけない。海外ではこれが常識なんだそうだ。

   次からはそうしますと言いいながら、ゲストルームのドアを閉めて出かけてしまった。ドアが閉まっているので掃除をしていいかどうか悩んだそうだ。悩んだのは通いでほぼ毎日やってくるフィリピーナのメイドさんで、家主の彼女に指示を求めてきたという。

浸み込んでいた一人暮らしの身勝手な気まま生活

   部屋を貸す、部屋を使わせていただくのはなかなか神経をすり減らす。遠慮をしないでと言われても、遠慮しないワケがない。けれど、過剰に遠慮すると逆に空回りして、お互い気まずい思いをしてしまう。人様のお宅でお世話になっているのだから、客人としてこのぐらいはしないと考えるが、加減がなかなか難しい。そしてお互いに慣れた頃には帰国となってしまう。

   滞在中、家主の彼女には行くべき場所、見るべきモノ、買うべきモノと、私たちの財布事情に合わせていくつも提案していただいた。自分が逆の立場だったらできるだろうか。家を提供し、観光案内までしてくださるホスピタリティー精神。ドバイで感じた「おもてなしの心」。感謝しきれないほど、彼女に頼りっきりだった。

   その気配りに比べたら、客人である私たちの気苦労なんて砂漠の砂1粒程度にしかならない。ホームステイを通じて一人暮らしの身勝手、気まま生活と、傍若無人だったことに気が付いた2016年の夏だった。

モジョっこ

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